残された Linkin Park メンバーが先日他界したチェスター・ベニントンに向けた手紙を公開
「僕らは君のことを愛しているし、本当に会いたくてたまらない」

先週7月20日(現地時間)にアメリカの世界的ロックバンド、Linkin Park(リンキン・パーク)のフロントマンであるChester Bennington(チェスター・ベニントン)が41歳という若さで亡くなり、世界中の音楽シーンに衝撃が走った。報じられているところによると、LAの自宅にて首をつった状態のChesterを妻のTalinda(タリンダ)が発見し、現時点では自殺として捜査が進められているようだ。そして今回、バンドのフロントマンを亡くして以来初めて、残されたメンバーであるRob Bourdon(ロブ・ボードン)、Joe Hahn(ジョー・ハーン)、Brad Delson(ブラッド・デルソン)、Mike Shinoda(マイク・シノダ)が今はこの世にいないChesterに向けた手紙を公開。以下にその画像と邦訳分を掲載するので、まずはその内容をチェックしてみよう。
親愛なるChesterへ
僕らの心は斬り裂けてしまったようだ。起きたことを理解しようとするけど、未だに否定したい気持ちと深い悲しみの波が押し寄せる。
君は自分が気づいている以上に本当に多くの人の心に触れてきた。ここ数日、世界中の仲間やファンから溢れるほどの愛とサポートを受けているよ。Talindaや君の家族はそれを感謝していて、君が世界一の夫であり、息子であり、父親であったことをみんなに知らせたがっている。君がいなければ家族は完全な状態にはならないって。
これから先何年かのことを一緒に話した時、君の興奮っぷりにはこっちまで触発されたよ。君がいなくなってから埋めることのできない穴ができてしまった。本当に陽気で、おもしろくて、野心的で、創造的で、優しくて、寛大な君の声がもう聞こえないんだ。僕らから君を取り上げた悪魔は思い返せばいつも取引の一部だったんだな。結局、みんなを君の虜にした悪魔について歌う君のやり方だったんだ。君はそれを恐れることなく示して、そう示すことで僕らを一つにしてより人間的であるべきだということを教えてくれた。君は本当に広い心を持っていて、いつも素直に想いを示してくれた。
音楽を作って演奏することに対する僕らの愛情はこれからも消えることはない。これからどんな道を進むのかはわからないけど、君が僕らの人生を作り上げてくれたことはわかってるよ。贈り物をありがとう。僕らは君のことを愛しているし、本当に会いたくてたまらない。
また会う日まで。
Linkin Park