HYPEBEAST が選ぶ FUJI ROCK FESTIVAL '17 注目出演アーティスト15選

7月28日から3日間の日程で開催される日本最大級の夏フェスを『HYPEBEAST』的視点から予習

ミュージック 
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今年は7月28日(金)~30日(日)の3日間、会場は例年通り新潟県湯沢町の苗場スキー場で開催される“夏フェス”の代名詞的イベント「FUJI ROCK FESTIVAL ‘17(以下FRF17)」。日本のみならず世界中から音楽好きやフェス好きが集結する日本最大規模の音楽の祭典だが、本ポストではそんな「FRF17」にてパフォーマンスを行うことが決定している総勢234組のアーティストの中から『HYPEBEAST』的視点でピックアップした注目アーティストを各開催日5組ずつ、計15組をご紹介。

併せて各アーティストのこれまでのInstagram投稿において最もエンゲージメントが高かったもの&代表曲のMVもご紹介するので、既に「FRF17」への参戦を決めた方も、まだ決めかねている方も、まずは下より我々がピックアップした注目アーティストたちをチェックしてみてほしい。「FRF17」の入場券を含む各チケットは現在各取扱店/Webサイトにて発売中。開催概要はこちらより。


Day 1 – 7月28日(金)

- GORILLAZ(ゴリラズ)
HYPEBEAST が選ぶ FUJI ROCK FESTIVAL '17 注目出演アーティスト ハイプビースト フジロック フジロックフェスティバル
人気英国ロックバンドBlur(ブラー)のDamon Albarn(デーモン・アルバーン)とイギリスの人気イラストレーターのJamie Hewlett(ジェイミー・ヒューレット)によるカートゥーンバンドであり、“最も成功した架空のバンド”としてギネスブックに登録されていることでも知られている。最近では2017年1月にトランプ米大統領就任式の前夜に6年ぶりとなる新曲“Hallelujah Money feat. Benjamin Clementine”が突如公開し大きな話題を集め、今年4月には7年ぶりの新アルバム『Humanz』をリリースした。



- The xx(ザ・エックス・エックス)
HYPEBEAST が選ぶ FUJI ROCK FESTIVAL '17 注目出演アーティスト ハイプビースト フジロック フジロックフェスティバル
イギリス・サウスロンドン地区出身のドラムレスな男女混合3人組音楽ユニット。2008年初めにイギリスの老舗音楽雑誌『NME』の「今年の注目新人」特集でいきなり大きく取り上げられ、翌年『xx』でデビューを果たし、そのアンニュイでメランコリーな独特の世界観が世界中の音楽シーンで高い評価を獲得。2017年1月リリースの3rdアルバム『I See You』は、2作連続となる全英チャート1位、そして過去最高となる全米チャート2位の快挙を達成している。



- Sampha(サンファ)
HYPEBEAST が選ぶ FUJI ROCK FESTIVAL '17 注目出演アーティスト ハイプビースト フジロック フジロックフェスティバル
Kanye West(カニエ・ウェスト)やDrake(ドレイク)、SBTRKT(サブトラクト)など、これまでに数々の錚々たるアーティストの楽曲にフィーチャリング参加してきたイギリス・サウスロンドン地区出身の実力派R&Bシンガー/プロデューサー。2014 年には数々の新人アーティストの登竜門となってきた英「BBC」の名物企画“Sound Of 2014”にノミネートされ最終的に4 位を獲得。今年2月には待望のデビューアルバム『Process』を遂にリリースした、これからの更なる活躍が期待されるシルキーでソウルフルな歌声が特徴のアーティスト。



- GALLANT(ガラント)
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メリーランド州コロンビア出身で1992年生まれ、現在はLAを拠点に活動するR&Bシンガーソングライター/音楽プロデューサー。『Complex』誌は「R&Bの流れを変えるアーティスト」と高く評価し、『LA Times』誌は「Frank Oceanの緻密なソングライティングに、Sam Smithのエモーショナルに流れるヴォーカル」と賞賛、『NME』誌が「R&Bの定義を刷新する声」と高く評価。さらにはElton John(エルトン・ジョン)に「ビッグになる」と言わしめた80年~90年代のR&Bやネオソウルからの影響を自らの血肉とし、来るべき時代のR&Bを世に発信する新鋭アーティスト。



- yahyel(ヤイエル)
HYPEBEAST が選ぶ FUJI ROCK FESTIVAL '17 注目出演アーティスト ハイプビースト フジロック フジロックフェスティバル
池貝峻(vo)、篠田ミル(sampling)、杉本亘(syn)、山田健人(VJ)、大井一彌(ds)からなる5人体制でワールドクラスの音を日本から発信する音楽ユニット。2016年1月には、ロンドンの老舗レコードショップ『ROUGH TRADE』を含む全5箇所での欧州ツアーを敢行し、11月には満を持してデビュー・アルバム『Flesh and Blood』をリリース。現在のインターネットをはじめとする音楽を取り巻く環境の変化を、ごく自然に吸収してきた世代が台頭する中、ここ日本でも際立ってボーダーレスな存在としてさらなる活躍が期待される次世代バンド。

(バンドのオフィシャルInstagramアカウントが存在しないためエンゲージメントが高かった投稿TOP3は割愛)


Day 2 – 7月29日(土)

- The Avalanches(アヴァランチーズ)
HYPEBEAST が選ぶ FUJI ROCK FESTIVAL '17 注目出演アーティスト ハイプビースト フジロック フジロックフェスティバル
昨年の「FUJI ROCK FESTIVAL ‘16」への出演が決定していたものの、諸事情により残念ながら出演キャンセルになったオーストラリアの型破り音楽ユニットが今年の「FUJI ROCK FESTIVAL ‘17」にリベンジ出演。昨年7月に実に16年ぶりとなる新アルバム『Wildflower』をリリースして世界中の音楽シーンで高い評価を獲得した彼らだが、その『Wildflower』がリリースされるまでは2000年リリースの『Since I Left You』1枚しかアルバムをリリースしておらず、『NME』誌が選んだ“1枚のアルバムしか出していない偉大なアーティスト22組”にSex Pistols(セックス・ピストルズ)やThe La’s(ザ・ラーズ)、Lauryn Hill(ローリン・ヒル)らとともに名を連ねた。サンプリングの可能性を広げ続けている彼らのサウンドは知っている人も知らない人も要チェック。



- Jake Shimabukuro(ジェイク・シマブクロ)
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米ハワイ州ホノルル生まれでバンド活動を経た後ソロに転向、2002年7月に「Sony Records」よりデビュー。ウクレレという楽器の即興性を活かしつつ、あらゆるジャンルの音楽を演奏するジェイクの登場は、ウクレレ=ハワイアンという概念を覆したアーティストだといえるだろう。昨年9月には新アルバム『Nashville Sessions』を日米でリリース。今回の「FUJI ROCK FESTIVAL ‘17」で通算4回目となるフジロック出演、秋には日本ツアーを開催する予定とのこと。



- Chronixx(クロニックス)
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“My God”などのヒット曲を持つダンスホールシンガーのCHRONICLE(クロニクル)を実の父に持ち、幼少期からレゲエDJのBURRO BANTON(ブロ・バントン)やGregory Isaacs(グレゴリ・アイザックス)などの偉人達に囲まれながら育ったレゲエ界の申し子。実の兄弟と親友Lil’J.O.Eの死をきっかけに2011年にリリースした1st EP『Hooked on Chronixx』で注目を集めた彼は、先月末に待望のデビューアルバム『CHRONOLOGY』をリリース。空前のリヴァイバルを迎えているルーツレゲエシーンを牽引する筆頭株アーティスト。



- The fin.(ザ・フィン)
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現在の音楽シーンにおいてめきめきとその頭角を表している神戸出身の4人組ロックバンド。80~90年代のシンセポップやシューゲイザーサウンド、リアルタイムなUSインディーポップ、チルウェーヴなどを経由したサウンドスケープはネット上を中心に話題を呼び、日本のみならず海外からも注目を集めている最注目新世代バンドのひとつ。昨年よりイギリス・ロンドンに拠点を移して活動しており、7月21日(金)に新アルバム『Pale Blue/Afterglow』のリリース予定。



- Nina Kraviz(ニーナ・クラヴィッツ)
HYPEBEAST が選ぶ FUJI ROCK FESTIVAL '17 注目出演アーティスト ハイプビースト フジロック フジロックフェスティバル
シベリア出身でシンガー/プロデューサー/DJである彼女は現代の電子音楽シーンの最重要人物の1人。楽曲「I Wanna Go Bang」がジャンル隔てなく大ヒットしたことにより、2015年に彼女が手がけるレーベル「трип(トリップ)」は『Mixmag』のレーベルオブザイヤーに選出。シベリアからやってきたテイストメーカーは、そのDJとしてのパフォーマンスも絶大なる支持を得ており、その美しい出で立ちとカリスマ性で世界中のフェスティバルのヘッドライナーを務めて大衆を盛り上げるだけでなく、オーディエンスとより密接な小規模なクラブでのパフォーマンスも怠らない。




Day 3 – 7月30日(日)

- Lorde(ロード)
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デビューシングル『Royals』が全米/全英1位を獲得し、全米シングルチャートで9週連続1位という驚異的な記録を達成。さら史上最年少17歳でのグラミー賞の年間最優秀楽曲賞受賞という衝撃のデビューを飾ったニュージーランド出身の弱冠20歳歌姫が「FUJI ROCK FESTIVAL ‘17」に登場。今年6月には待望の2ndアルバム『Melodrama』をリリースして話題を集めている彼女が2014年ぶりに「フジロック」のステージにカムバック。



- Bonobo(ボノボ)
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2010年の“Black Sands”や2013年の“The North Borders”で世界的ブレイクを果たし、今やジャンルや国境を超えて絶大なる人気を誇るBonoboことSimon Green(サイモン・グリーン)。Skrillex(スクリレックス)やDisclosure(ディスクロージャー)らといった世界の音楽シーンの最前線に立つ大物プロデューサーたちもBonoboのファンであることを公言しており、2017年1月には待望の最新アルバム『Migration』をリリースし初登場全英チャート5位という快挙を達成。世界中のアーティストたちに刺激と影響を与え続けている世界最注目DJ/音楽プロデューサーのひとり。



- Maggie Rogers(マギー・ロジャース)
HYPEBEAST が選ぶ FUJI ROCK FESTIVAL '17 注目出演アーティスト ハイプビースト フジロック フジロックフェスティバル
米メリーランド州出身でまだ22歳という若さのMaggie Rogers(マギー・ロジャース)が世界にその名を轟かすきっかけとなったのは、Pharrell Williams(ファレル・ウィリアムス)をゲスト講師に迎えた『NYU(ニューヨーク大学)』内で音楽を学ぶ生徒を対象にした特別講義。そこにMaggieが一学生として参加してPharrellに“Alaska”の初期バージョンソングを披露、そこでPharrellが涙目になるほど彼女の歌声と奏でるサウンドに惚れ込んだことから新鋭シンガーソングライターとして一躍世界中から注目を集める存在となった。今年2月にデビューEP『Now That the Light Is Fading』をリリースした彼女は今回が初来日。



- TroyBoi(トロイボイ)
HYPEBEAST が選ぶ FUJI ROCK FESTIVAL '17 注目出演アーティスト ハイプビースト フジロック フジロックフェスティバル
イギリス・サウスロンドン地区出身で次世代音楽プロデューサー、TroyBoi(トロイボイ)。ヒップホップをベースとした重厚感のあるベースサウンドやユニークかつ柔軟、音楽性高いトラップビーツで高い評価を得ている彼は現在アメリカのスーパープロデューサーのJim Beanz(ジム・ビーンズ)の元に所属。フジロックでのプレイが注目されている最注目アーティストの1人。



- Gotch(ゴッチ)
HYPEBEAST が選ぶ FUJI ROCK FESTIVAL '17 注目出演アーティスト ハイプビースト フジロック フジロックフェスティバル
言わずと知れた日本を代表するバンドのひとつASIAN KUNG-FU GENERATIONのボーカル&ギターであり、そのほとんどの楽曲の作詞・作曲を手がけるヒットメーカー。2010年にはレーベル「only in dreams」を発足させ、新しい時代やこれからの社会など私たちの未来を考える新聞『THE FUTURE TIMES』を編集長として発行するなど、音楽以外の社会とコミットした活動でも注目を集めている。2017年4月には最新シングル『Taxi Driver』をリリース。

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