小木”Poggy”基史 と G-SHOCK Master in OLIVE DRAB

Poggy The Manと〈G-SHOCK〉のミリタリーデザイン最新ハイテクモデルの魅力

ファッション 

CASIO」が誇る世界的ブランド〈G-SHOCK(ジーショック)〉より、過酷な環境下でもその機能性の高さに定評のあるマスターオブGシリーズ、GRAVITYMASTER(グラビティマスター)のミリタリーデザイン、Master in OLIVE DRAB(マスター・イン・オリーブドラブ)が今年も高性能な新作をドロップ。中でもGPW-2000-3AJFは、GPSハイブリッド電波ソーラーとBluetooth®通信機能を搭載し、世界各地での正確な時刻表示を可能にしたうえ、時計自ら充電、時刻修正、データ更新をしてくれる。振動による緩みの原因を追究した新しいTORIPLE G RESISTにより、〈G-SHOCK〉ブランドのタフネスも遺憾なく発揮する頼もしいモデルだ。その名の通りオリーブカラーを基調にしたこのデザインだが、ベルトの内側にはフライトジャケットの内側を思わせるオレンジを採用。フェイスの大きな男らしいデザインに仕上がっているが、この高機能ミリタリーデザインモデルをファッションに落とし込むには? ということで、スタイル指南を請うべく『UNITED ARROWS & SONS』のディレクターであり、世界のメンズファッションシーンのスタイルアイコンである小木“Poggy”基史にインタビュー。小木氏のスタイリングへ落とし込まれたGPW-2000-3AJFを通して、このモデルの魅力とPoggy The Manのライフスタイルの一面を覗いてみよう。


早速ですが、今回はこのGPW-2000-3AJFに合わせたスタイリングのポイントを教えてください。

いろいろ考えたんですが、自分の場合無理にこの時計に合わせたミリタリースタイルというのではなく、自分らしいスタイルに合わせるのがリアルかなと思いました。僕は若い頃からストリート系のブランドやストリートカルチャーというものが好きだったのですが、「UNITED ARROWS」に入りスーツの仕立てやトラッドなドレススタイルを学んでいくうちに、自分の中でその二極のような存在を混ぜて楽しむということも、ファッションの良さであり自分らしくいられるスタイルだなと思い、続けています。今は、昼間は仕事のミーティング、夜はカルチャー色の強いイベントやパーティーに、ということも多いので、カチッとしたジャケットに、デニムとスニーカー、そしてハットを合わせるというスタイルが僕のスタンダードです。なので、そのミックス感をベースに、さらにこのミリタリーの〈G-SHOCK〉を合わせたという感じです。

ちなみに今日の着用アイテムを教えていただけますか?

ハットは、『銀座トラヤ帽子店』。スーツや和装とも相性のいいカンカン帽です。ジャケットは〈Gosha Rubchinskiy(ゴーシャ ラブチンスキー)〉、黒いTシャツは『032c』です。ジーンズは『UNITED ARROWS & SONS』、靴は〈John Elliott(ジョン エリオット)〉と〈Nike(ナイキ)〉のVandal High。アクセサリーは〈Chrome Hearts(クロムハーツ)〉、ヴィンテージ、そしてニューヨークでオーダーメイドで作ったものもありますね。それとこの〈G-SHOCK〉。

普段時計を選ぶときのポイントはありますか? 自分が身につける側として。

男は機能性で時計を選ぶ人もたくさんいますが、自分は普段、スペックよりもデザイン重視で選ぶことが多いです。でも、このBluetooth®対応の時間修正機能はスゴイ! ファッションウィークなどで海外を回ることも多くて、いろんな土地でショーやミーティングやフライトの時間に合わせて動くから、飛行機を降りる時には現地の時間に対応できているみたいな機能は助かります。

ではお店のディレクターとして、商品にする時計を選ぶときの今のポイントとは何でしょう?

そうですね……今は、アンティークかハイテクかっていう極端な傾向はあるかもしれません。その中でも幅はたくさんありますけど、中途半端なアイテムじゃない方が惹かれますね。

今日は小木さんがこのMaster in OLIVE DRABのハイテクモデルを着用していますが、例えば20代、30代前半の男子がこのモデルをつけるとしたら、どんなファションアイテムを提案していただけますか?

この、角度によってチラッと見えるオレンジはトレンドカラーだし、コーディネートにオレンジのナイロンベルトとかを使ったら合うんじゃないかな。それと、これからの提案だったら、そろそろ秋冬のローンチなのでやっぱりミリタリーテイストのものは合うと思います。ボンバージャケットとか。このモデル自体はバンドもカーキのソリッドカラーだから、迷彩柄を服に取り入れてもうるさくならないんじゃないかなと思います。

商品企画にもたくさん携わっていると思うのですが、今後作りたい時計の企画などはありますか?

「UNITED ARROWS」自体は、90年代から〈G-SHOCK〉とのコラボレーションも出しつづけているんですよ。現段階では、僕自身は時計のコラボ企画に関してはどのメーカーさんともしていないですが。これまでやりたいといくつか提案したものもあるんですが、ことごとく却下です(笑)。

(笑)たとえばどんなものですか?

最初から中古加工してある〈G-SHOCK〉とか。使い続けたテカりみたいなのがかっこいいなと思う時がありますね。……めげずに色々提案してみます(笑)。


今回小木氏が着用したGRAVITYMASTER Master in OLIVE DRABのGPW-2000は100,000円(税抜)。同時期発売のMaster in OLIVE DRABコレクションからは、カモ柄バンドのGW-4000SC(43,000円・税抜)とGA-1100SC(30,000円・税抜)も展開中だ。

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Presented by CASIO
フォトグラファー
Shinichiro Shiraishi
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