Chance the Rapper が経営危機の SoundCloud は「なくならない」とツイート
シカゴのラッパーが世界的音楽共有プラットフォームの救世主となるか
先日、音楽共有サービスを展開する「SoundCloud」社は深刻な経営悪化に陥っていることを明らかにし、40%の社員を一時解雇、サンフランシスコとロンドンのオフィス閉鎖を発表して波紋を呼んだが、社会活動家としても知られるシカゴのラッパー、Chance the Rapper(チャンス・ザ・ラッパー)がTwitterにて同社の共同創設者Alex Ljung(アレックス・リュン)と“実りのある”電話をしたことを明らかにして「SouldCloudはなくならない」と投稿し、現在話題を集めている。
Just had a very fruitful call with Alex Ljung. @SoundCloud is here to stay.
— Lil Chano From 79th (@chancetherapper) July 14, 2017
また、Ljungも数時間後に「あなたの音楽はどこにも行きません。そして我々も」とツイートし、Chanceとの電話の内容を示唆した。
*airhorn* Spread the word: your music isn’t going anywhere. Neither are we.
— SoundCloud (@SoundCloud) July 14, 2017
Chanceはこの他にも、世界最大の音楽共有プラットフォームの苦境をサポートする意思を示すようなツイートを残している。「SoundCloud」により知名度を上げたレーベルを持たない大勢のアーティストのうちの一人であるChanceは、そこでリリースした最初の2つのミックステープ『10 Day』と『Acid Rap』で大衆に多く知られることとなったこともあり、同社に恩義を感じているのだろう。これからどのようにサポートするのかは明らかにされていないが、Chanceが「SoundCloud」の救世主となることはほぼ間違いないようだ。引き続きこれからのアップデートを楽しみにしておこう。