セルフィーに夢中となった女性が2300万円相当の美術品を破壊
その悲劇的瞬間をチェック
美術館での不注意な行動により展示品が破壊されてしまう悲惨な事件は世界中で度々報じられるが、今回明るみになったのはロサンゼルスの美術館「The 14th Factory」での一件。とある女性がセルフィー(自撮り写真)を撮ろうと作品に近寄った際、転倒してしまい数々の作品を事もあろうにドミノ倒しにしてしまうという事件が勃発。“Hypercaine”と名付けられたこのインスタレーションはSimon Birch(サイモン・バーチ)、Jacob Blitzer(ジェイコブ・ブリッツァー)、Gloria Yu(グロリア・ユー)、Gabriel Chan(ガブリエル・チャン)といった数々のアーティストによるコラボレーション作品であり、そのうち3つの作品は修復不可能なほどに破損。その被害総額はなんと200,000ドル(およそ2,300万円)とのことだ。この女性がこの事件後どのような状況に陥ったのかは定かではないが、まずは下の映像よりその悲劇の瞬間を確認してみよう。みなさんも美術館を訪れる際にはくれぐれもご注意を。