遂に公開を迎えた 2Pac の伝記映画『All Eyez on Me』が “リアルじゃない” とネットで大炎上中
(多少ネタバレ注意)劇中に登場する2Pacは、現実世界の2Pacが“絶対に使わない(使えない)モノ”を持っていた?
![2Pac tipac All Eyez on Me 伝記映画](https://image-cdn.hypb.st/https%3A%2F%2Fjp.hypebeast.com%2Ffiles%2F2017%2F06%2Fhttp-2F2Fhypebeast.com2Fimage2F20172F062Ftupac-all-eyez-on-me-twitter-roast-1-1.jpg?cbr=1&q=90)
1990年代にアメリカにて勃発した“ヒップホップ東西抗争”の末に命を落とした米西海岸のカリスマラッパー、2PacことTupac Shakur(トゥパック・シャクール)。もし彼が生きていれば46歳となるはずだった6月16日(現地時間)に、多くのヒップホップファンが待望した2Pacの生涯を描いた伝記映画『All Eyez On Me(原題)』が遂にアメリカ本国にて公開を迎えたのだが、公開早々SNS上にその映画を見た人から不満が続出する事態となっている。
その炎上の理由は、いくつか見受けられるが共通して言えることは“リアルじゃない”という点。その代表的な批判の例を挙げると、なんと劇中では2Pacが自らのポケットから“iPhone”を取り出すシーンがあるというのだ。iPhoneが「Apple」社からリリースされたのは2007年であり、2Pacが凶弾に倒れたのは先述の通り1996年。まだ我々『HYPEBEAST JP』チームも『All Eyez On Me』を鑑賞したわけではないので、どのような形で劇中にiPhoneが登場するのか詳細なことは分からないが、もしこれが事実であれば間違いなく“リアルではない”ということになるだろう。
また、2Pacとかつて交際していたとされるJada Pinkett-Smith(ジェイダ・ピンケット=スミス)もTwitterにて『All Eyez On Me』内で描かれるストーリーが実際に起きたこととはかけ離れていると批判。人気ラッパーの50centもInstagramにてその映画を見た感想を“bullshit(クソだった)”と表現している。
まだ日本での公開情報やDVD発売情報は何もキャッチできていないが、ヒップホップファンならば2Pacの伝記映画と聞いて気になってしまうのは至極当然。まずは炎上の様子をチェックし、引き続き日本で『All Eyez On Me』をチェック出来る日を楽しみに待とう。
Forgive me… my relationship to Pac is too precious to me for the scenes in All Eyez On Me to stand as truth.
— Jada Pinkett Smith (@jadapsmith) 2017年6月16日
Pac never read me that poem. I didn't know that poem existed until it was printed in his book.
— Jada Pinkett Smith (@jadapsmith) 2017年6月16日
Pac never said goodbye to me before leaving for LA. He had to leave abruptly and it wasn't to pursue his career.
— Jada Pinkett Smith (@jadapsmith) 2017年6月16日
I've never been to any of Pac's shows by his request. We never had an argument backstage.
— Jada Pinkett Smith (@jadapsmith) 2017年6月16日
The reimagining of my relationship to Pac has been deeply hurtful.
— Jada Pinkett Smith (@jadapsmith) 2017年6月16日
Happy birthday Pac, you are cradled in my heart for eternity.
I love you.— Jada Pinkett Smith (@jadapsmith) 2017年6月16日