Apple が1986年に発表したオリジナルアパレル&アクセサリーコレクションをプレイバック
なんとあの〈Tiffany〉ともコラボレーションアイテムを展開するという力の入れ具合
「Apple」と言えば新型Macbook & Macbook ProやiMac Proなどを発表した「WWDC 2017」の開催はもちろんのこと、最近では90年代初頭に社員にのみ配布されたスニーカーがオークションに登場したことも記憶に新しい。現に変わり種を好んで仕入れる古着屋では『Apple Store』でお馴染みの(現在はネイビーにユニフォームチェンジしているが)ブルーのTシャツなどが販売されており、クパチーノのテックカンパニーのカルト的な人気はハードウェア以外にも及んでいる。そんな「Apple」がかつてトータルライフスタイルの提案を目指し、プロダクトラインを展開していたのをご存知だろうか。1986年から87年にかけて発表された“The Apple Collection”にラインアップするアパレルは、現在の洗練された同社のデザイン哲学とは打って変わり、初期の虹色りんごロゴにフックしたカラフルな色使いが特徴。だが、バッグ類、傘、アーミーナイフ、ボールペンといったアクセサリーは実にミニマルな仕上がりとなっており、さらにはアメリカを代表するプレミアジュエラー〈Tiffany(ティファニー)〉とコラボレーションし、ペンダント、マネークリップ、キーリングなどを製作していたというから驚きだ。
現在はそこから大幅に方向転換し、基幹事業と並行して自動車や糖尿病治療ツールの開発を進めているのではないかと言われている。「Apple」の力の入れようがわかる“The Apple Collection”のレトロなカタログは、上のフォトギャラリーをチェック。