アメリカにて数千個のコンドームと1万ドル相当の大人のオモチャが盗まれるという珍事件が発生

舞台はラスベガスのとある倉庫

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先月末にアメリカ国内にて発生したというユニークな珍窃盗事件をご紹介。

その現場となったのは、デザイン性にも優れたハイエンドな“大人のオモチャ”を展開する「Lelo」社関連のラスベガス地域にある倉庫。5月29日(現地時間)が戦没将兵追悼記念日(Memorial Day)という祝日のために、少し早めに終業した金曜日の夜、倉庫内の監視カメラがとらえたのはその倉庫にコッソリと侵入する2人の怪しい男たちの姿。彼らは配送用に梱包されたコンドームでいっぱいの大きな箱を2箱を持ち去ると、そのすぐ後再びその倉庫に戻って今度は計36箱分のコンドームを持ち去ったとのこと。

コンドームだけを大量に盗んだというだけでもなかなか突飛な事件に思えるが、なんと物語はこれで終わりではない。その翌朝に再び2人の男(警察の推測では同一人物とのこと)がその倉庫内に侵入し、今度は“大人のオモチャ”で中身がいっぱいの配送用ダンボール箱を3箱持ち去ったという。レポートによれば、そのうち1箱にはバットプラグ(肛門に差し込んで使用する性玩具)が、もう1箱にはバイブレーターが大量に入っていたとのこと。ちなみに3箱目に何が入っていたのかはなぜか明らかにされていない。

一見なかなかぶっ飛んだ珍事件とも思えるが、今や世界中において“大人のオモチャ”市場は相当な規模に成長しており、高値で取引されるそのようなグッズたちの売買は立派なビジネスとして成立する。盗まれたものが何であったとは言え、窃盗は窃盗なので一概にフザケた事件だといい切ることはできないのだが、このストーリーにおいて一番馬鹿らしいのは彼らが盗んだコンドームたちは間もなく「Lelo」社が無料で人々に配布する予定であったものだということだろう。

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