ポケモンGOのユーザー数がピーク時と比べておよそ90%減少
しかし収益の大幅な落ち込みは見られないとのこと

いまからおよそ1年前、『ポケモンGO』はその懐かしさとAR(拡張現実)のユニークな遊び方から世界中の至る地域で社会現象となるまでの『ポケモンGO』旋風を巻き起こした。2016年の7月から11月にかけてのピーク時にはおよそ160万人ものユーザーを抱えていたが、解析会社「Think Gaming」社からの報告によると、過去5ヶ月のデイリーユーザーは約14.8万人であり、絶頂期から数えるとなんと約90%もの減少を見せたことが判明。
しかし、そこまでの大幅なユーザー減にも関わらず、その利益は毎分130ドル(約14,000円)から99.52ドル(約10,000円)へ低下しただけで、ユーザー数の減少と比例した大きな落ち込みは見られていないとのこと。その理由としてゲーム自体のプレイヤー数と人気が激減したにも関わらず、献身的かつ熱狂的なファンが依然としてNo.1のポケモンマスターになるべく日々多くの金額をそこにつぎ込みながら奮闘していることが予想される。
また、実際この数字は人気ゲームアプリ『Clash of Clans(クラッシュ・オブ・クラン)』の毎分67ドル(約7,300円)という利益額を今もなお上回っている。一方ダウンロード数世界1位のパズルゲーム『キャンディークラッシュ』は毎分149ドル(約16,000円)と数字を示しており、他アプリと大きな差を見せている。現在『ポケランド』が絶賛準備中と報じられているが、はたして再び“ポケモン旋風”を世界に巻き起こすことはできるのだろうか。