カート・コバーンによって描かれた2枚の未公開絵画が Seattle Art Fair にてお披露目
1つはNirvanaの1992年のBサイドアルバム『Incesticide』のカバージャケットとなったアートワーク
アメリカの大手エージェンシー「United Talent Agency(以下UTA)」が、グランジブームの火付け役的伝説ロックバンドNirvana(ニルヴァーナ)のフロントマン、故Kurt Cobain(カート・コバーン)によって描かれた2枚の絵画を初公開する。『The New York Times』誌によるとこれらの絵は今年の「Seattle Art Fair」にてお披露目され、そのうちの1つは1992年のNirvanaのBサイドアルバム『Insecticide』のアートワーク(上の画像)となったちょっと不気味なポピーの花を腕に抱えた骸骨の絵であるとのこと。
Cobainのアートワークはフェア会期中、「UTA」のブースにNate Lowman(ネイト・ロウマン)、Elizabeth Peyton(エリザベス ペイトン)、Raymond Pettibon(レイモンド・ペティボン)、Mike Kelley(マイク・ケリー)といった著名アメリカ人アーティストの作品とともにディスプレイされるが、残念ながらCobainの作品は非売品となる模様。「値段なんてとてもじゃないけど付けることはできません。家族にとって非常に特別なものなのです」と「UTA」ファインアートディレクターのJoshua Roth(ジョシュア・ロス)は『The New York Times』誌に話した。
「Seattle Art Fair」はシアトルのスポーツスタジアム『CenturyLink Field』のイベントセンターにて8月3日~6日(共に現地時間)の期間で開催される。