第4回 LVMH Prize の受賞者がついに発表

日本人デザイナーが特別賞を受賞するという初の快挙を達成

ファッション
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6月17日(現地時間)に若手ファッションクリエーターの育成と支援を目的としたファッションコンテスト「LVMH Young Fashion Designers Prize(以下、LVMH Prize)」の受賞者が、ついに「LVMH」の複合文化施設『Fondation Louis Vuitton』にて発表された。そして本年度ファイナリスト8名の中から栄えあるグランプリを獲得したのは、パリを拠点に自身の名を冠したブランドを展開するMarine Serre(マリーン・セル)。「LVMH」社のヴァイスプレジデントを務めるDelphine Arnault(デルフィーヌ・アルノー)は「彼女はアーバン、スポーツウェア、オリエンタルといった3つの要素を知的に融合させ、ユニークな美しさを作り上げている」ことが審査委員の心を掴んだとコメントしている。また、Marine SerreはDemna Gvasalia(デムナ・ヴァザリア)が手掛けている〈Balenciaga(バレンシアガ)〉でもデザイナーとして活動中だ。

そして、『セントラル・セント・マーチンズ』のファッション学部を主席で卒業し、〈THOM BROWNE(トム・ブラウン)〉のメンズデザイナーを経て、2016年に〈KOZABURO(コウザブロウ)〉を立ち上げた赤坂公三郎が特別賞を受賞。日本人デザイナーが「LVMH Prize」の賞を受賞するという初の快挙を達成した。Serreは30万ユーロ(約3,729万円)、赤坂氏は15万ユーロ(約1,864万円)の賞金を受け取るほか、二人は1年間「LVMH」社から指導と支援を受けることができる。

上のギャラリーからRihanna(リアーナ)がトロフィーを授与した授賞式の様子をチェックしてみよう。

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