Skepta らがシーンを牽引するイーストロンドン発祥の新たな音楽ジャンル“グライム”とは
DrakeやKanye Westらをも魅了するグライムはヒップホップと何が違う?
UKガラージ、ダンスホール、ヒップホップなど多様なジャンルの要素がミックスされたグライムは、イングランド・ロンドンに起源を持つ。Dizzee Rascal(ディジー・ラスカル)、Skepta(スケプタ)などがシーンを牽引し、世界的にも知名度が上がってきているグライムは、世界的ラッパー・Drake(ドレイク)すらを虜に。Drakeはグライムの発祥地・イーストロンドンの貧困地域の若者2人の生き様を描く犯罪ドラマ『Tob Boy』の権利を購入し、自ら出演を希望するほど入れ込んでいるようだ。また、Kanye West(カニエ・ウェスト)が2015年のブリット・アワード(イギリス最大の音楽授与式)で若いグライムMCグループを彼のパフォーマンスに共演させたことも引き金となり、グライムという局地的なムーブメントは世界的な音楽ジャンルへと成長を遂げた。日本ではヒップホップが一時代を築きつつあるも、グライムの浸透度はポップスなどには遠く及ばないというのが現状。そんな若者の間で生まれた新たなミュージックカテゴリーについて、上にある『Vox』の解説ビデオから理解を深めてみてはいかがだろうか。













