2Pac の写真をめぐりForever 21 と Urban Outfitters らが裁判沙汰

巨匠・Danny Clinchがご立腹

ファッション
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アメリカのファストファッションブランド、リテールストアの〈Forever 21(フォーエバー 21)〉と〈Urban Outfitters(アーバン アウトフィッターズ)〉が、Tupac Shakur(トゥパック・シャクール)の写真をめぐり裁判沙汰になっていると、ウェブメディア『Consumerist』が報じた。渦中の写真を撮影し訴えを起こしたのは、2Pacのほか、Bob Dylan(ボブ・ディラン)、Johnny Cash(ジョニー・キャッシュ)、The Smashing Pumpkins(スマッシング・パンプキンズ)といったアーティストを撮影し、『Vanity Fair』、『The New York Times』、『Rolling Stone』など世界的なメディアで活躍する著名なフォトグラファーDanny Clinch(ダニー・クリンチ)。彼は、当該のブランドが彼の撮影した写真を違法に使用していると主張し、同時に「Bioworld Merchandising」(ライセンス商品取扱企業)、「Planet Productions」(映像製作会社)、「Amaru/AWA」(OEM会社)といった企業もその訴えの対象としている。

Clinch氏が告訴の相手に選んだ上記5社への訴えは、Clinch氏がコピーライトを持つ写真に対しての著作権侵害。対象となった2Pacの写真は、彼が『Rolling Stone』誌の表紙用に90年代に撮影したもので、2002年にClinch氏が版権を取った写真だ。報道の全英文はこちらより閲覧可能。

数々のパクり騒動で炎上してきた〈Forever 21〉、そして〈Urban Outfitters〉も同社の経営するブランドが音楽フェス「Coachella」とバトルを繰り広げていたので、裁判は慣れっこといった2ブランド。今後も同様の問題は繰り返されるのだろうか。

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