Apple が史上最強の iMac Pro を発表

本日カリフォルニア州でデベロッパー向けに開催したイベント「WWDC 2017」にて、「Apple」は史上最強の“iMac Pro”を発表。今回発表となったスペースグレーの本体は27インチのRetina 5Kディスプレイを採用し、最大18コアXeonプロセッサーを搭載することも可能。またGPUにはAMDの次期アーキテクチャであるRadeon Vegaを搭載し、VRAMは最大16GB、3DレンダリングやVRにも対応可能とのこと。またメモリーも最大128GBまで変更可能であったり、内蔵ストレージは通常1TBのSSDだが4TBのSSDまで変更でき、インタフェースにはThunderbolt 3（USB Type-C）を4ポートが用意されているため、2台の5Kディスプレイと2台のRAIDシステムを繋げれば、今までにない最強なワークステーションが完成する。また有線LAN接続は今回Mac初となる10Gb Ethernetにサポートしているため、ネットワークストレージで作業するのが最大10倍も速くなるとのこと。見た目は今までと大きな変わりはないが、今回の新型は冷却能力が以前より80%もアップしているなど、プロが納得いくであろう仕様を兼ね備えたモンスターマシーンに仕上がっている。

「Apple」社のエコシステムおよびオーディオエンジニアリング部門担当ヴァイスプレジデントであるJohn Ternus（ジョン・ターナス）は以下のようにコメント：

ついにデベロッパーやユーザーの方々にこのiMac Proをお見せすることができて、とてもワクワクしています。今回は史上最強で最も速いMacとなり、初めてiMacをワークステーションクラスのコンピューターに仕上げました。僕たちはユーザーが愛するエレガントなiMacに今回リエンジニアした新たなシステム、そして新たにデザインしたサーマルアーキテクチャーを搭載し、誰もが驚くような最強なパフォーマンスを披露するようになっている。iMac Proは弊社にとっても大きな進歩となり、今までになかったような製品なのです。

“iMac Pro”は今年12月中に発売を開始予定。価格は4,999ドル（日本価格は未定）。更なる詳しい情報はこちらよりチェックしてみよう。