adidas が Nike や Jordan Brand を脅かしスニーカー市場でのシェアを急速に拡大
〈Nike〉陣営は右肩下がり、〈adidas〉は直近1年で2倍近い成長率

〈adidas(アディダス)〉は3年以内に6,000億円のセールスを目指す計画を掲げ、〈Nike(ナイキ)〉、〈Under Armour(アンダーアーマー)〉といったライバル企業を脅かす勢いで成長を続けている。2016年5月からの1年間の統計を見てみると、昨年のアメリカのフットウェアシーンにおける〈Nike〉のシェア率は35.9%。そして、〈Jordan Brand(ジョーダン ブランド)〉が14.8%のシェアを誇るのに対し、〈adidas〉は6.3%と苦戦気味だった。しかし、先月の時点では〈Nike〉陣営が揃って右肩下がりのデータを算出される一方、ドイツの大手スポーツメーカーは約1.8倍の成長を見せている。この結果には〈adidas〉が〈mastermind JAPAN(マスターマインド ジャパン)〉、〈BAPE®(ベイプ)〉、〈White Mountaineering(ホワイト マウンテニアリング)〉といったストリートの人気ブランドと精力的にコラボレーションを実施しているほか、BOOST™フォーム搭載モデルが優れた履き心地で幅広い層から支持を受けていることが起因しているようだ。
だが、〈Nike〉も〈OFF-WHITE™(オフホワイト)〉にAir Jordan 1、〈VLONE(ヴィーローン)〉にAir Force 1をパレットとして提供するなど、これまで孤高の存在であった代表作をリブランディングして対抗する構えを見せている。読者のみなさんは〈Nike〉派? それとも〈adidas〉派?