19年の現役生活に終止符を打った稀代のクラッチプレーヤー ポール・ピアースの NBA TOP 10

ありがとう、The Truth。

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また一人、NBAの一時代を築いた偉大なプレーヤーがコートを去ることになった。The Truth、Paul Anthony Pierce(ポール・アンソニー・ピアース)。バスケットボールの名門・カンザス大学のエースで、当時オールアメリカンの1stチームにも選出されたPierceは、1998年にドラフト全体10位指名でその後16年間を過ごすこととなる「ボストン・セルティックス」に入団する。PierceにはAllen Iverson(アレン・アイバーソン)のような卓越したスキル、LeBron James(レブロン・ジェームズ)のようなパワフルな派手さ、Dwayne Wade(ドウェイン・ウェイド)のような瞬間的なスピードはない。それでもキャリア通算1343試合に出場し、19.7得点、5.6リバウンド、3.5アシスト、1.3スティール、フィールドゴール成功率44.5%、3P成功率36.8%というアベレージを残したのは、彼の試合を見抜く洞察力とプレー幅の広さ、そして高いジャンプショット成功率と貴重な局面での精神的な強さがあってこそのものであり、だからこそ、NBA屈指のスウィングマンは伝説のプレーヤーとしてシューズを脱ぐことができるのだ。

“The Players’ Tribune”では、セルティックスで共に黄金時代を築いたKevin Garnett(ケビン・ガーネット)、Rajon Rondo(レイジョン・ロンド)のほか、The Truthの名付け親・Shaquille O’Neal(シャキール・オニール)、常にライバル的存在であったKobe Bryant(コービー・ブライアント)らから惜別と共に輝かしいキャリアを讃えるメッセージが送られている。

そんな#34に敬意を表し、彼のキャリア TOP 10を振り返ろう。同時に、彼の背番号にトリビュートしたTOP 34も添えておくので、PierceファンはTOP 10では収まりきることのない数々の名場面をあわせてチェックしてみてはいかがだろうか。

ありがとう、The Truth。

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