突如中止となった Ja Rule 主催の “豪華”フェスが案の定訴えられる
超高額チケットの購入者たちは怒り心頭

ご存知の方のも多いかもしれないが、ラッパーのJa Rule(ジャ・ルール)、そして起業家のBilly McFarland(ビリー・マクファーランド)による「Fyre Media Inc.」主催の音楽フェス、「Fyre Festival(ファイア フェスティバル)」が、開催当日に中止。カリブ海、バハマのエグズーマ諸島のプライベートリゾートで開催される予定だった、“究極のラググジュアリー”を謳った音楽フェスは、出演者のキャンセルやネガティブなフィードバック、現地でのセキュリティや電気水道といった設備不足、フライトのキャンセルほか、多数の問題で中止となり、高額なチケット(およそ44万円〜130万円)を支払った参加者たちは当然ながら怒り心頭していた。到着してしまった参加者に用意されていたのは、軽食の極みのようなチーズサンドイッチで、ビーチに立ったテントも防災用ではないかという間に合わせ感が、ネットに拡散されていた。
主催者であるBilly McFarlandは、「ちょっと無知でした」という謝罪コメントを発表していたが、やはり謝罪のみで済むはずがなかった。参加者を代表したDaniel Jung(ダニエル・ジョン)の代理人として連邦民事訴訟を起こしたのは、LAの敏腕弁護士事務所「Geragos & Geragos」。被告は「Fyre Media Inc.」社とそれを経営するJa RuleとBilly McFarlandとなるようだ。
起訴状の1枚目とされる画像は以下より。
この悲惨な事態に、50 Cent(50セント)もソーシャルメディアでJa Ruleを吊るし上げるコメントをしている。