高級ウォッチメーカー Breitling がおよそ970億円にて売却
株の80%を「CVC」へ:アジアマーケットへの注力の見込み
「CVC キャピタル・パートナーズ」は、スイスのラグジュアリーな時計ブランド〈Breitling(ブライトリング)〉の株80%、価値にしておよそ8億7,000万ドル(約970億円)を買収すると発表した。〈Breitling〉の現CEOであり大株主のTheodore Schneider(セオドア・シュナイダー)は今後、残る20%の株を保有するために会社に再投資をする予定だ。
アヴィエーションウォッチ(航空時計)の美学を元に、精密に作られたクロノメーターなどで知られ、David Beckham(デビット・ベッカム)、John Travolta(ジョン・トラボルタ)、Russell Crowe(ラッセル・クロウ)などの著名人が身につけている〈Breitling〉。スイス最大の時計メーカーの一つである同ブランドの時計は、一点およそ3,000〜255,000ドル(約33万〜2,800万円)ほどで販売されている。近年、他のウォッチブランドが大企業に買収される中、〈Breitling〉は長い間インディペンデントであり続けており、世界の経済情報をいち早く発信する米『Bloomberg(ブルームバーグ)』のレポートによれば、同社は2016年に約4億2,400万ドル(約4,742億円)を売り上げていたという。そんな中決行される今回の買収は今年6月に完了するとの見込みで、同ブランドの香港への輸出が今年3月に2年ぶりに増加していることから、『Bloomberg』は、「CVC」が今後アジアのマーケット注力してくのではないかと報じている。
今回の「CVC」による〈Breitling〉の買収は、Schneiderの父であるErnest(アーネスト)がブライトリング家から1979年に経営を引き継いで以来、同ブランド史上2度目の筆頭株主交代となる。


















