史上最も高値でオークション取引された Rolex ウォッチはこれ
驚愕の最終取引価格は500万ドル(約5億6000万円)以上
高級腕時計の代名詞存在とも言えるスイスの腕時計メーカー〈Rolex(ロレックス)〉。世界中のリッチな人々の腕元を100年以上にわたって飾り続けてきた〈Rolex〉のウォッチだが、そんな〈Rolex〉のヴィンテージプライベートコレクションの中でも歴史的に大きな価値を持つとされるのが「Reference 6062 “Bao Dai”」と呼ばれる1本。これはベトナム最後の皇帝として知られるバオ・ダイがかつて所有していたものであり、トリプルカレンダー/ムーンフェイズ/世界で3本しか存在しないと言われているダイヤモンド製マーカーの黒ダイヤル仕様の1本となっている。
そして今回そんな「Reference 6062 “Bao Dai”」が、アメリカ・NYを拠点とするオークションハウス「PHILLIPS(フィリップス)」がスイス・ジュネーブの地にて開催したオークションで、約15年ぶりに市場に登場。事前の落札予想価格は150万ドル(約1.7億円)ほどとされていたが、最終的な取引価格はなんと5,060,427ドル(約5億7400万円)。これによりこの「Reference 6062 “Bao Dai”」が史上最も高値でオークション取引されたウォッチとなった。我々一般人にとっては考えもつかない驚愕の腕時計だが、まずはそのビジュアルを上からチェックしてみよう。