Air Jordan 4 コラボについて KAWS とJordan Brand にインタビュー
「この企画を数週間ずれた時期に聞いていたら、もっとポップなデザインになっていたかもしれない」
世界中のスニーカーファンをはじめ、多くの人々が注目したKAWS(カウズ) x Air Jordan 4のコラボレーションは、言うまでもなく各地で瞬時に完売となった。このスニーカー史に残るコラボレーションについて、『HYPEBEAST』は中心人物であるKAWSことBrian Donnelly(ブライアン・ドネリー)本人と〈Jordan Brand(ジョーダン・ブランド)〉のスペシャルプロジェクト シニアディレクター・Gemo Wong(ジェム・ウォン)にインタビュー。「今だから実現できた」という、誰もが履きたいと思えるシューズのデザインや、Michael Jordanの偉大さ、そして価値観の在り方などについて語る彼らの様子を、(全編英語ではあるが)上のクリップよりチェックしてみよう。
以下はKAWSのコメントの抜粋だ。
自分が履きたいと思う靴を作りたかったんだ。これまではポップな色使いだったりしたけど、それは10年前の話。そして逆にこの企画を数週間ずれた時期に聞いていたとしても、もしかしたらもっとポップなデザインになっていたかもしれないね。ただこの話をGemoとしていた時確信したのは、良いものを作りたいっていうことだったんだ。
僕にとって様々な業界を行ったり来た入りするのは楽しいことなんだ。自分の作品が色々な人の目に触れられることになるし、既にあるものをより活発にさせるっていう挑戦が好きなんだ。僕は1箇所に留まらないようにしているし、実際いろんな規模の会社といろんなタイプの人と仕事をしてきた。ある一定の居心地のいいゾーンから抜け出して、何か新しいものを提案するっていうのは素晴らしいことだと思う。例えそれがその時誰かを怒らせたとしても、3年後にはそんなのあたりまえになってるってこともよくあるだろ。
車のコレクターもアートコレクターも一緒だよ。その人にとってすごく価値のある存在の世界とそうでない世界は世の中に同居してるんだ。なんだかおかしいけど、どちらが良いか悪いかじゃなくでどっちもあっていいんだ。僕はそうだな、アートっていうものに囲まれていたいだけだよ。