“NBA の Tinder 化”が選手のパフォーマンス向上に繋がる理由とは?
プレーの質の向上に必要だったものは、意外にも“出会いの効率化”だった
ゼネラルマネージャーや元選手たちは、NBA選手のパフォーマンスが向上傾向にあると指摘。「ESPN」のTom Haberstroh(トム・ハーバーストロー)は、その理由のひとつにデートアプリやソーシャルメディアが選手たちの“欲求”を満たし、ナイトクラブなどに足を運ぶ機会が減少したことを挙げている。
とある専門家はこの現象を“NBAのTinder化”、または“ティンダライゼーション”と呼び、元オールスター選手もInstagram以上にTinderのもたらす影響の大きさを感じ取っているようだ。Haberstrohは「15年前と比較すると、今の選手たちは少なくとも2時間以上睡眠をとることができる。これは本当のことだよ。お喋りもなし。ナイトクラブに出かけることもない。クラブを出た後に何かを食べることもないし、それはホテルに行く前に済ませることだしね」とコメント。また、チームのチャーター便も移動で選手たちの負担を減らす要因となっていると付け加えた。
つまり、Tinderという画期的なアプリのおかげで飲酒やパーティーに出向く機会が減少し、多くのNBA選手たちが効率的なトレーニングを積むことができているということだ。筆者もNBAファンの一人なのだが、確かにチームの組織力が向上し、物理的に止めることのできない流れるようなパスワークや、選手個人のビッグプレーも増えたような印象を受ける。平日の夜間から出歩くサラリーマンの方々も、是非一度Tinderを試してみてはいかが?













