ストリートカルチャーにも精通する気鋭芸術家ダミアン・ハーストの新たな作品集が登場

タイトルは『SCHIZOPHRENOGENESIS』

アート
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〈Supreme(シュプリーム)〉のデッキやボックスロゴTシャツなどもデザインし、ストリートカルチャーにも多大な影響を及ぼしているイギリスの現代美術家Damien Hirst(ダミアン・ハースト)が新たな作品集『SCHIZOPHRENOGENESIS』を発表。

薬やドラッグの錠剤やカプセルが持つミニマルな美をテーマにした本作品集に収められたアートは、2014年10月にロンドンの『Paul Stolper Gallery』にて展示された、Hirstがライフワークとしている人間と科学や薬品業界との結びつきに対する研究の成果でもある。

本作品集には、“The Cure”と題された2色の薬がキャンディーのようにポップに表現された30種のシルクスクリーンアートを含む数多くの作品が収録。薬瓶、医薬品の箱、アンプル剤、外科用メスそして薬品の包装などのスカルプチャーなどコンセプトに合うものは全て作品化され、1番大きな作品は1メートル30センチの大きさにまでのぼる。これらはHirstの現代的な信念体系、つまり宗教や愛、芸術そして薬品の全てを表している。

Damien Hirst本人はこの作品集、薬や錠剤が持つ美しさについて以下のようなコメントを残している。

薬の形はどんなミニマルアーティストの作品よりも美しい。それらは花や植物からくるもので、あなたの気分を良くし薬を購入させるためにデザインされている。美しさを感じるにはただ薬を飲めば良い。

本作品集はothercriteria.comにて発売中。サイン入りの限定版もあるので、気になる人は早めにゲットしよう。

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