adidas 社、2016年の純利益が創業以来初となる10億ユーロを突破

日本円にして約1,233億7,000万円、前期比約60%増加

スポーツ
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ドイツ・フランケン地方のヘルツォーゲンアウラッハ地区に本社を構える世界最大のスポーツカンパニーのひとつ〈adidas(アディダス)〉社が2016年の通期業績を発表。グループ創業以来初となる純利益10億ユーロを突破して10億1,700万ユーロ(約1,233億7,000万円)を記録し、前期比約60%増加したことを明らかにした。

同社の最高経営責任者(CEO)を務めるKasper Rorsted(カスパー・ローステッド)氏が“exceptional year(並外れた1年)”と表現した通り、その売上高は前期比約18%増加(為替変動の影響を除く))の192億9,100万ユーロ(約約2兆3300億円)を記録。ブランド別に見ると〈adidas(アディダス)〉が約21.7%、〈Reebok(リーボック)〉は約5.7%の増収。また、グループの営業利益は前期比約41%増の14億9,100万ユーロ(約1814億円)となっている。また同社は今年2017年についても、売上高11~13%(為替変動の影響を除く)程度の増収を見込んでいるとのこと。

近年は、Kanye West(カニエ・ウエスト)やPharrell Williams(ファレル・ウィリアムス)、Alexander Wang(アレキサンダー・ワン)、Snoop Dogg(スヌープ・ドッグ)、Gosha Rubchinskiy(ゴーシャ ラブチンスキー)、Rick Owens(リック・オウエンス)、山本耀司、〈White Mountaineering(ホワイトマウンテニアリング)〉、〈BAPE®(ベイプ)〉などの世界中のキーパーソンや注目ブランドを巻き込みながらその勢いを増すばかりの〈adidas〉。今後も更にストリートカルチャーやファッションシーンを盛り上げてくれることを期待してその動向をフォローしていこう。

ちなみに過去12ヶ月間での〈adidas〉の株価の成長率は驚きの67%。『yahooファイナンス』の記者であるDaniel Roberts(ダニエル・ロバーツ)氏がTwitterにて公開した、下に貼り付けてある〈Nike〉や〈Under Armour〉との比較グラフをチェックしてみよう。(お金に余裕がある方、今が“買い時”かも知れません……)

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