チェルシーの英雄 フランク・ランパードが引退を表明
世界最高のセンターハーフが、21年のキャリアに終止符を打つ
『チェルシーFC』の英雄・Frank Lampard(フランク・ランパード)が、21年の現役生活に終止符を打った。フットボールへの感謝を綴った長文と共にInstagramで引退を表明した38歳のMFは、「本拠地でも国外のスタジアムでも、プレーすることで多くの興奮を味わいました」とキャリアを回顧。また、「FAがコーチ資格を取得するための学びの場を提供してくれたことに感謝すると同時に、今回の決断でピッチ外でもフットボールに携われることを楽しみにしています」として、黄金期を支えた#8は自身の第2章として、監督に就くことを目指すと抱負を語った。
鉄人と形容されるLampardは、キャリア晩年こそMLSの「ニューヨーク・シティFC」で過ごしたものの、多くの人の脳裏には『スタンフォード・ブリッジ』の中央で抜群の存在感を放つ彼の姿が焼き付いていることだろう。チェルシーでは、429試合に出場し、10シーズン連続二桁得点という偉業を成し遂げ、通算147得点を記録。多くのフットボールラバーたちを熱狂させたランプスに心からの労いと感謝を伝えると共に、1日でも早く現場へと舞い戻り、コーチングエリアで声を荒げる彼の姿を見る日が来ることを願いたい。
ありがとう、Frank Lampard。