Nike に続いて adidas も反トランプの姿勢を表明

“スポーツは世界中の人々を1つにする力があります”

スポーツ
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先日〈Nike(ナイキ)〉社のCEOを務める(マーク・パーカー)が、現米国大統領ドナルド・トランプが発令したイスラム教徒が多数を占める7カ国からの米国入国を禁止する大統領令に対して社内メールで反対の姿勢を示したことをお伝えしたが、今回は世界各地で混乱を引き起こしているそのトランプによる“暴走”に対する〈adidas(アディダス)〉の反応をご紹介。

〈Nike〉と並んで世界最大のスポーツカンパニーの1つに数えられる〈adidas〉の立場もやはり“反トランプ”サイド。人種・信仰・国籍における多様性を軽視するその大統領令は支持されるべきものではないとする公式な声明を発表した。

まずは〈adidas〉のスポークスパーソンを務めるLauren Lamkinによる声明の和訳文を下からチェックしてみよう。

“スポーツは我々の生涯をより豊かにする力を持っている”という信念の元に我々は成り立っています。過去を振り返ってみても明らかなように、またこれから先においても決して変わることなくそうであるように、スポーツは世界中の人々を1つにする力があります。そこに、国籍やジェンダー、年齢、信仰、誰を愛するかなんてことは言うまでもなく関係ありません。

adidasはそのスポーツが持つポジティブなパワーを皆さんにお届けできること、そして多様性を認めるが故に世界中に多くの仲間がいることを誇りに思います。既にいくつかのカンパニーはこの異常な事態に対して声明を発表していますが、adidasもアメリカを含む世界中の多様な社会や文化をオープンな状態に保つため、ここに反対の声をあげます。

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