ロシア革命に思いを馳せた A.P.C. の QUILTS ROUND 12 がローンチ

Jessica OgdenとJean Touitouによる12回目のキルトコレクション

ファッション 
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2月2日(木)、〈A.P.C.(アー・ペー・セー)〉とJessica Ogden(ジェシカ・オグデン)とのコラボレーションキルトコレクションが発売となった。これまで展開されてきたこのプロジェクトでは、〈A.P.C.〉の古い生地を利用してきたが、12回目を迎えた今回のコラボレーションには、新しいテキスタイルを使用。赤と白のというテーマを思いついたJessica Ogdenの発言から、Jean Touitou(ジャン・トゥイトゥ)が連想したのはロシア革命とそれを仄めかす象徴的な赤と白。日本で紅白といえば祝い事などを連想するが、西洋の歴史が彼らヨーロッパで暮らす人々に与えた印象は日本のそれとは少し違うようだ。よって完成したキルトのネーミングも、白い軍服を着たロシア帝国軍に関してボルシェビキ派 により作られた言葉に由来しているという。血の上の救世主教会を意味するフランス語である“SSSV: Église du Saint-Sauveur-sur-le-Sang-Versé”や、“Rue Daru”という白ロシア支持派が集まった聖アレクサンドル-ネフスキー大聖堂があるパリのダル通りという名前、ロシア王室唯一の生き残りとされるロシア皇帝ニコライ2世の娘の名前“Anastasia(アナスタシア)”など、現在では母国を捨てた全てのロシア人を彷彿とさせる言葉や、直接的、間接的に革命をイメージさせる作家、通りの名、カクテルの名前までが使用されている。そんなヨーロッパの重厚な歴史的背景とストーリー性を孕んだ今回のキルトコレクションだが、イメージヴィジュアルは一転して晴天のジャマイカの地にて撮影。Jessica Ogdenが誕生した町にて、Alfredo Piola(アルフレド・ピオラ)により撮影されているという、コンセプトとヴィジュアルのコントラストも面白い。
上のフォトロールより、そのヴィジュアルと完成したプロダクト写真をチェックしてみよう。“A.P.C. QUILTS ROUND 12”コレクションはキルト7型、クッション5型で展開される。オンラインストアをはじめ、『A.P.C.代官山FEMME』、『A.P.C. 青山店』、『A.P.C. 神戸店』にて現在発売中だ。

[問]A.P.C. CUSTOMER SERVICE
Tel:03-3710-7033

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