adidas と Nike によるハイテクニット素材の特許権を巡る裁判は最終局面に突入

勝ち負けで地位も売り上げも雲泥の差となるスポーツ界最大の論争に注目

ファッション
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昨年、スペインの名門サッカーチームFCバルセロナのユニホーム問題を巡り、熱く火花を散らしてきた〈adidas(アディダス)〉と〈Nike(ナイキ)〉だが、2012年から続く最新ニットアッパーの特許権を巡る論争の終焉がもうすぐそこまで来ているようだ。

今や〈adidas〉のPrimeknitや〈Nike〉のFlyknitに象徴されるニットを用いた最新テクノロジー素材は、およそ10億ドル(約1,140億円)の市場規模を持つほどまで成長しており、今回の裁判の肝である特許権がいかに今後の両社の立場/利益を左右するかという重要性が伺える。これまでは〈Nike〉側の主張である“古典的な技術の応用であること”が認められ、遂にこれから〈adidas〉による反撃が始まることとなりそうだ。この判決次第では、両者の名作フットウェアが製造できなくなる可能性、そしてブランドとしての存続も危ぶまれることになり兼ねないため、両社がどのような手を打ってくるのかが楽しみである。

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