草間彌生の人生を題材にした洋書絵本が登場

子供だけでなく大人でも楽しめる 一冊

アート
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今年新たに東京都の名誉都民の一人として選ばれた世界的に有名な日本人アーティスト、草間彌生の人生を題材にした洋書絵本が出版されることになった。作者はNYの『Museum of Modern Art(MoMA)』のキュレーターも務めているSarah Suzuki(サラ・スズキ)、そしてイラストはニューヨークを拠点にしているイラストレーターのEllen Weinstein(エレン・ワインスタイン)が担当。『Yayoi Kusama: From Here to Infinity!』と題された同書は、主に彼女の壮絶な人生を振り返る内容となっており、子供たちに彼女がこれまでどのような道を歩み、成功に導いてきたのかを学んでもらうのが目的だという。

まずは草間が幼少期を過ごしたという長野県・松本市を舞台に絵本はスタート。“普通”の女の子のように生活を送ってもらいたいという母親の願望とは反対に、幻覚や幻聴などの症状が出てしまう統合失調症から逃れるため草間は常に外で絵を描いていた。それから幻覚や幻聴を書きとめる彼女の斬新な作品は人気を集め、日本人アーティストとして名を馳せていた。そしてその後のニューヨーク時代から彼女が世界的に活躍する姿、そして体調不良のため日本に帰国し、今に至るまでの草間彌生の人生が描かれている。

『Yayoi Kusama: From Here to Infinity!』は、10月10日(現地時間)より発売開始。現在『Amazon』にて予約受付中なので、気になる方は早速アクセスしてみよう。

また10月1日(日)より東京・新宿にオープンした『草間彌生美術館』についてはこちらからチェック。

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