ブランド創設20周年を迎え冒険心を追求した TOGA の2018年春夏コレクション
前身頃に配したラペルや無造作なカッティングといった非構築的なアイデアを多用した独創的な世界観に酔いしれる
デザイナー古田泰子が手掛ける〈TOGA（トーガ）〉がブランド創設20周年を記念して、建築家の黒川紀章が設計した『国立新美術館』を舞台に12年ぶりに東京でコレクションを披露した。暗がりの中から光を背に歩くモデルたちが身に着けていたのは、ラペルを分解した首元をざっくり露わにした大胆なカッティングシャツや、縫製から生まれるシワでアクセントを与えたプリーツワンピースといった色気のあるアイテムに加え、ブリティッシュトラッドスーツに少しギミックを加味させたアイテムなど、今の〈TOGA〉を語るに相応しい非構築的で既存の服にはない個性が宿ったアイテムが目白押しであった。
ジェンダーレス、ボーダーレスを意識したスタイルの数々は、上のフォトロールからチェック。併せて、先日公開した〈TAKAHIROMIYASHITATheSoloist.（タカヒロミヤシタザソロイスト.）〉の2018年春夏コレクションや、KOHHがモデルを務めた〈TOGA VILIRIS（トーガ ヴィリリース）〉の2017年秋冬キャンペーンも再確認しておこう。
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