Mercedes-AMG がGクラスV12仕様モデルの生産終了を発表
ファイナルエディションは世界限定65台という超激レアっぷり
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先月、圧倒的なハイパフォーマンスを追求する「Mercedes-AMG」の最新リミテッドエディションを初披露した「Mercedes(メルセデス)」が、GクラスのV型12気筒エンジンを搭載車の生産終了、併せて最終モデルとなる“G65ファイナルエディション”を設定することを突如発表。
Gクラスの世界販売にAMG車が占める割合は3分の1以上と高いが、V12仕様モデルについては「世界的なダウンサイズの傾向があるため今回のジャッジを下したのではないか」とする専門家たちの声も多い。今後もV型8気筒エンジン搭載のG63は販売が継続することは決まっているが、今後のクルマ産業を考えると、V型8気筒エンジン搭載もいつストップの声がかかってもおかしくはないと言えるだろう。
また“G65ファイナルエディション”に限っては、パワートレインにそれといって変更は見られないが、21インチの専用ホイールやシルバーのブレーキキャリパー、AMGスポーツトリムを筆頭に、各部のマットブラックとグロスブラックの仕上げが印象的。一方ホイールやアンダーガード、ドアミラーなど部分的をブロンズ、そしてインテリアにデジーノ限定パッケージを装備することでさらなる品格を手に入れた。
同車は世界限定65台で31万233ユーロ(約4145万円)とヨーロッパ圏での価格は公表されているが、日本にどれくらいの価格や時期に卸されるかはまだ未発表となっている。メーカー側からの新着情報を待ちながらも、第75回東京モーターショー2017での一般公開を控える「TOYOTA」の“Fine-Comfort Ride”を今のうちにチェックしておこう。