チームの為に大幅減棒を受け入れたNBA選手のダーク・ノビツキーにファンから感謝の20ドル札が届く

「君はチームと勝利の為に減俸を受け入れてくれた。大きな仲間よ、ランチは僕のおごりさ!」

スポーツ
19,018 Hypes

2017年3月にNBA史上6人目、米国出身ではないインターナショナル選手として史上初の通算3万得点を達成し、引退後はバスケットボール殿堂入り確実との声も多いダラス・マーベリックス(マブス)所属のベテランNBAスタープレイヤー、Dirk Nowitzki(ダーク・ノビツキー)。39歳とNBA選手にしては老兵の部類に入る年齢ながらも第一線で名プレーを生み出しながら現役人生を歩むレジェンドプレイヤーだが、本ポストでは1人のマブスファンによる粋な計らいと、その計らいに対するノヴィツキーの粋な反応をご紹介。

シーズンは年俸2500万ドル(約28億円)という契約を結んでマブスのパワーフォワードとして活躍を見せたノビツキーだったが、なんと今シーズンの年俸は昨年比8割減の500万ドル(約5億6000万円)。とはいえこれはチームが彼を見切った故のものではなく、この減棒は自らが所属するマブスの補強を優先させるためにノビツキー自身が選んだ契約であり、この行動は今季でマブス在籍20シーズン目を迎える彼のチームを愛するが故の“敬意の減棒”とも呼ぶべき行動なのである。

そして先日そんなノヴィツキーの“敬意の減棒”に敬意を示したのが、とある1人のマブスファン。ノビツキーのツイートによれば公開練習のときにその1人のファンが彼に封筒を手渡したのだが、その中に入っていたのは手紙と20ドル札。その手紙には「過去6年間、君はチームと勝利の為に減俸を受け入れてくれた。仲間よ、ランチは僕のおごりさ!」と書かれており、ノビツキーはその手紙と20ドル札を持った写真を添付し「とあるファンか公開練習の時にくれたんだ。本当にありがとう!」という言葉とともにTwitterに投稿した。

減俸されたとは言え年間約5億6000万円もの給料を受け取り、これまでに3億ドル(約338億円)以上もの大金をその身体とプレーで稼いできたノビツキーに20ドルのランチ代を奢るファンとそれを喜々として受け取るレジェンド。彼がこの20ドル札をどんな風に使ったのか(もしくは使ってないのか)分からないが、心温まるニュースであることは間違いない。

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