リック・オウエンスとミッチェル・ラミーがデザインした家具の展示会が開催中
オウエンス夫妻の美学が宿る洗練された作品の数々を披露



デザイナー・Rick Owens(リック・オウエンス)と彼の妻・Michèle Lamy(ミッチェル・ラミー)は、2007年からアトリエや家具に置く家具のデザインを続けている。現在、ロサンゼルスの『The Museum of Contemporary Art(MOCA)』では、“Rick Owens: Furniture”と題して、洗練された感性を持ち合わせる夫婦がこれまでに手がけてきた家具の数々を展示中。発泡体、ラクダの毛、オックスボーン、アラバスターといった素材を使用したプロダクトは、力強く、気高い威厳さえも感じさせるが、Lamy曰く「今回の展示は、私がアメリカに帰ってきた際に行う予定だったの」とコメントしている。彼女は、Rickとの出会いの場となった『Les Deux Café』をオープンさせた後、90年代後期から展示会場のあるロサンゼルスでキャリアをスタートさせたが、両者は2003年からパリに拠点を移転。今回のエキシビションでは、最近の作品はもちろん、巨大な彫刻やRick本人が制作したビデオインスタレーションも披露させているようだ。
“Rick Owens: Furniture”の詳細は、こちらから。なお、開催期間は2017年4月2日(現地時間)までとなっているので、お近くを訪れる機会があれば、足を運んでみてはいかがだろう。
MOCA Los Angeles
December 17, 2016 – April 2, 2017
8687 Melrose Avenue
West Hollywood, CA 90069