PLEASURES x HYPEBEAST 2017 コラボレーション
“The Internet forever changed us all.(インターネットは俺らの全てを永遠に変えちまったんだ)”











〈Fxxking Rabbits〉や〈Midnight Studios〉とのコラボレーションに続き、我々『HYPEBEAST』とLAを拠点とするクロージングレーベルの〈PLEASURES〉がタッグを組んで制作したコラボレーションコレクションをご紹介。
デザイナーのAlex Jamesが手がける〈PLEASURES〉は1990年代の音楽シーンやユースカルチャーをバックボーンに持つ新鋭レーベルであり、今回のコラボコレクションにもその色が濃く反映されたグラフィックやデザインや落とし込まれたTシャツ・フード付きコーチジャケット・フーディーといった定番ストリートウエアアイテムの数々がラインアップ。発売は『HBX』にて2017年1月30日(月)の23時よりスタート。
まずはそのルックを上のギャラリーからチェックしてみよう。併せてデザイナーのAlexに敢行したショートインタビューもチェック。
- どのようにして〈PLEASURES〉はスタートしたの?
最初のコンセプトは俺の過去の経験とアイディアによるものだね。手に入れることのできる洋服の大半は僕の興味を引くものではなかった。だから2015年の5月に友達でビジネスパートナーでもあるVlad Elkinにそのことについて話し合い、6月にはLAでポップアップストアを開いていたよ。それからは物事がトントン拍子で進んでいるね。
- 90’sを思わせるデザインが特徴的だけど、インスピレーションはどこから?
Sonic Youth(ソニック・ユース)やBjork(ビョーク)、Nirvana(ニルヴァーナ)、My Blood Valentine(マイ・ブラッディ・ヴァレンタイン)などといったアーティストや楽曲から得ていることが多いね。テクノロジーが発達した今の時代のキッズたちがもう得ることはできないであろう興奮の経験を落とし込んでいるんだ。
- “Feelings from the past interpreted into visual, cerebral, and wearable expressions(過去のフィーリングを視覚的、知的、そしてウェアラブルな表現に変換させる)”をブランドスローガンに掲げていますが、この過去のフィーリングについて少し話を聞かせてもらえる?
インターネットがこれほどまでに発達する前の時代、全てがリアルな経験であった気がするんだ。過去からその時代の記憶を取り出して、それをコンセプトにアイテムに落とし込む。過去の素晴らしい経験から思い出したくもない経験までを僕らなりの形にしてラインアップさせてるのさ。
- あなたにとっていま最も“PLEASURES(愉快・楽しみ)”なことはなに?
古着屋やビンテージショップを巡ること、見知らぬ土地への旅行、それと赤ワイン。
- 〈OKOKOK〉とのコラボレーションの際のことを少し話せる?
俺らとOKOKOKのクルーは共にデスメタルロックが好きで、そういったカルチャーへトリビュートしたグラフィックを落とし込んだんだ。
- 今後コラボレーションしてみたいブランドはある?
Apple、Squatty Potty(トイレ用品メーカー)、Newport(アメリカで高い人気を誇るタバコの銘柄のひとつ)、それとadidas。
- 今回の『HYPEBEAST』とのコラボレーションの背後にあるコンセプトについて説明してくれる?
軸にあるメッセージは俺らがアナログに生きた時代と、それから突如みんながデジタルの世界に移行していったこの時代性を反映させたもの。インターネットは俺らの全てを永遠に変えちまったんだ。
- 2017年の〈PLEASURES〉はどういう風に動いていく予定?
俺らのブランドはいくつものゴールを設定しているけど、俺はそれらのうちのいくつかを達成できると確信しているよ。サポートしてくれているファンの人、それから俺らを嫌っているアンチの人、ありがとうな。俺らのモチベーションは君たちさ。