ミリタリーが秘める可能性を引き出した MAGIC STICK の2017年春夏コレクション
フランシス・フォード・コッポラ監督の名作『地獄の黙示録』にヒントを得た“DEATH FROM ABOVE”をテーマに掲げる
玄人にも響く音楽的/文化的バックボーンと妥協なき服作りで、世界を代表する老舗高級百貨店やファッションアイコンであるラッパーたちをも納得させる東京発のストリートブランド〈MAGIC STICK(マジックスティック)〉より、2017年春夏シーズンのルックブックが到着した。今季はFrancis Ford Coppol(フランシス・フォード・コッポラ)監督の名作『地獄の黙示録』より“DEATH FROM ABOVE”と題し、ベトナム戦争時のカモフラージュパターンや素材、スタイルをベースに90年代のルーズなフィットを取り入れ、〈MAGIC STICK〉の提案するストリートとモードをミックスしたスタイルをアップデート。これまではモノトーンのイメージが強かったが、アースカラーやフェードカラーを多く導入することで、より90年代のスタイルを色濃く再現したほか、コスト度外視で展開するハイブランドが多用する縫製や仕様をマニュファクチャーとの綿密なセッションを繰り返し、落とし込む事に成功している。
『地獄の黙示録』のナパーム爆弾での爆撃シーンを再現したプリントや、第一次世界大戦時に戦艦に多く用いられたダズル迷彩を導入したフルプリントピースも展開し、ミリタリーのエッセンスをストリート、モードシーンに再構築した〈MAGIC STICK〉の最新コレクション。1月27日(金)のローンチに備えて、上記フォトギャラリーからルックブックを確認しておこう。