Beazley Design of the Year を受賞した IKEA の難民用 “Better Shelter”

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デザイン
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「IKEA」の慈善事業がUnited Nations High Commissioner for Refugees(国際連合難民高等弁務官事務所/UNCHR)と共に制作した“Better Shelter”が、2016年のBeazley Design of the Yearに選ばれた。ロンドンの『Design Museum』によるこのコンペは、様々な分野における優れたデザインを讃えるデザインアワード。今回“Better Shelter”のほか、「Apple」の“Shot on iPhone”広告キャンペーン、〈adidas〉x「Parley」のスニーカー、「Tate Modern」の『Switch House』、そして「NASA」の“Space Cup”など多数の作品がノミネートされた。ノミネートのカテゴリーは建築、グラフィック、プロダクト、ファッション、トランスポートに分けられている。
建築部門、そして全てのカテゴリーの中で最も素晴らしいとされる大賞を受賞した組み立て式の“Better Shelter”は、「武力摩擦や自然災害によって住処を追われた人たちの生活の向上」を目的としたプロジェクトの一環として制作された。数時間で建てられるこの簡易居住空間は、換気装置、ソーラーパネル、LEDライト、モバイル充電器具を携えたデザイン。『The Independent』によると、実際に現在1,000以上の“Better Shelter”が世界中の難民居住地などに送られている。こちらではその制作工程を紹介した2分間のビデオをご紹介。
“Beazley Designs of the Year”展は2月17日(現地時間)まで、『Design Museum』にて開催されている。

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