各地に点在する巨大な動物たち…作品の材料は?

ポルトガル人アーティスト「Bordalo II」

アート
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「捨てる神あれば拾う神あり」ということわざがあるが、ポルトガル人アーティスト「Bordalo II」はまさにその“拾う神”といったところ。廃車のタイヤやバンパー、ドアのパネルなど、ありとあらゆるジャンクをかきあつめ、ペリカンやキツネなど、自然界の生き物を創り出してしまう。様々なロケーションで、廃材を集めながら徐々に形成されていく作品は、最後の仕上げのスプレーペイントで命が吹き込まれる。作品を通して、現代の制御不能なゴミ問題に対しての問題提起を訴える彼は、「我々が排出する廃棄物で、自然界のものを描くというのが根本のアイディアです。この場合は動物を描きましたが、このの動物たちの作品の材料自体が、彼らの存在を脅かしている物質そのものなのです」と話す。

環境問題についてはこちらで、「Barack Obama」大統領も登場する「Leonardo DiCaprio」のドキュメンタリー作品『Before the Flood』も紹介しているのでお見逃しなく。

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