アメリカの高校生が巻き起こした、Air Jordan 12 にまつわる心温まる物語
テキサス州に住む心優しい高校生と彼が尊敬する1人の恩師のストーリー
先日より、アメリカにてネットを中心に話題となり、バイラル的に拡散されている心温まるストーリーをご紹介。
そのストーリーの中心人物となるのはテキサス州に住む高校生「Hector Montez」くんと、彼が通う学校の先生でありフットボールのコーチでもある「Thomas Walser」の2人。ある日、Hectorくんは日頃お世話になった感謝の意を込めて先生にあるシューズをプレゼントした。そのシューズとは〈Jordan Brand〉の人気モデル「Air Jordan 12」の通称“Taxi”モデルであり、JordanファンであるThomas先生が12歳の頃から欲しいと思っていた人気シューズである。まずは下の動画よりそのシューズが先生に手渡される際の様子をチェックしてみてほしい。
Its good to give back to the man who’s always been by my side.???????? @CoachWalser pic.twitter.com/W4Sb5tMPim
— Hector Montez (@Augustine__09) September 22, 2016
(Twitterテキスト訳: いつも僕の側にいてくれる恩人にお返しするのは気分がいいね。)
その動画内ではHectorくんが以下のように言いながらThomas先生に「Air Jordan 12」“Taxi”を手渡している。
These are for you … for always keeping it real with me and always keeping an eye on me. You told me sophomore year that it’s your favorite shoe.
(これ、先生にプレゼントだよ。いつも僕に本気で関わってくれて、面倒を見てくれているからね。前に先生が欲しいって言ってたシューズさ。)
それに対してThomas先生は3回ものハグでHectorくんに対して大きな感謝を表現。ここまででも充分にハートフルなストーリーだが、このストーリーはまだここで終わりではない。
なんとこの拡散された動画を見て心を打たれたとして、〈Nike〉がこのストーリーに参戦。〈Nike〉がHectorくんに対し、先生と同じ「Air Jordan 12」の別カラーモデル、通称“Gym Red”をプレゼントしたのである。そこには、 “Your teacher inspired you. You inspired us. Continue to be the change you want to see.(君の先生が君の心を動かしたように、僕らも君に心を動かされたよ。これからも君らしく周りに良い変化をもたらす存在であり続けてくれ。)”というメッセージが綴られた〈Nike〉からの手紙も同封。まずは友人が撮影したHectorくんが「Air Jordan 12」“Gym Red”を〈Nike〉から受け取る際の下の動画をチェックしてみよう。
My dude hector jus received a pair of shoes of his own from Nike! @Nike @Augustine__09 ???? pic.twitter.com/GpK1WgD5Nf
— #2 (@chayes2bars) September 26, 2016
SNSやテクノロジーの普及により、人と繋がっているシチュエーションが増えた反面、その繋がりの密度は減ったともされる現代。このアメリカの高校で起きた小さな物語から私達が学ぶべき“なにか”を少し考えてみてはいかがだろうか。