俳優 Gene Wilder が83歳で逝去

たくさんの笑顔と感動をありがとう

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『夢のチョコレート工場』や『ブレージングサドル』、『ヤング・フランケンシュタイン』、『プロデューサーズ』などの映画を通して、多くの人に笑顔を届けてきた「Gene Wilder」が、アルツハイマー病の合併症により、83歳で亡くなった。彼はコネティカット州にある自宅で親族に見守られながら旅立ったという。以下は、甥の「Jordan Walker-Pearlman」のコメント。

彼がこの病を患うことで身体面だけではなく、精神面でも大きなチャレンジだということは、親族共々覚悟していた。しかし僕たちはとても幸運でした。この病は彼から認識する能力を奪わなかった。親しい人々を認識することができたし、彼が持つ優しさあふれる本質を失うことは一度もなかったんだ。また彼の病気について発表するのを控えていたのは、「Willy Wonka」という夢を届ける存在であった彼が病気だと知って、悲しんだり心配する子供達の顔を見るのが本人は耐えられなかったからだ。

彼は25年連れ添った妻、「Karen Boyer」と共に病と戦いながらも美術、音楽、そしてキスなどを楽しんでいたよ。一度は父親として、息子の結婚式で教会の通路を踊ったり、いつも愛する人たちに囲まれて自宅で映画祭なども行ったりしていたんだ。

Variety』誌によると、「Gene Wilder」は俳優として良いスタートを切り、1989年には非ホジキンリンパ腫に罹ったにもかかわらず、彼の活躍は低迷しなかったとか。彼は今までアカデミー賞に2回ノミネートされ、2003年には『Will & Grace』の「Mr.Stein」役で、エミー賞コメディ部門の「Outstanding Guest Actor」を受賞した。

「Gene Wilder」は83歳でこの世を去ってしまったが、これからも多くの人たちが彼の作品を観て笑顔になるであろう。

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