HYPEBEAST South Africa "Mzansi Style Guide" 第2弾 - ケープタウンのスニーカー

進化を遂げる南アフリカのスニーカーカルチャー

フットウエア
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第一弾のヨハネスブルグに続き、南アフリカ共和国・ケープタウンのスニーカーシーンをレポート。国内ではヨハネスブルグに次いで人口の多い街だ。90年代にアパルトヘイト(同国が行っていた人種隔離政策)が廃止されて以来、海外から多くのモノや情報が流入してくるようになった市街で、ここケープタウンのスニーカのトレンドも始まっていった。ポートランドやヘルツォーゲンアウラハの大手スポーツウエアブランドのアイテムが街で見かけられるようになり、すぐに「Torsion」、「ZX」、「Air Max」、「Air Jordan」といったモデル名も市場に浸透し始めた。海外のヒーローたちが身につけるモデルを、地元のドラッグディーラーたちが入手しては、成功の証のように履いている光景が見られるようになったのだ。

ギャングや暴力の影がぬぐい去られたわけではないが、スニーカーカルチャーが浸透するにつれ、シーンでは交換目的のコンベンションやリセールイベントなどを開催する動きが広まり、スニーカーは西ケープ州全体を巻き込むムーヴメントとなっていった。もちろんそのシーンを支えてきたのは地元のスニーカショップたち。ローカルたちに最もホットなスニーカーを提供するために活動する人気ストアの中から、今回「HYPEBEAST TV」は3店舗をピックアップ。「Nick Herbert」によって立ち上げられた『Shelflife』は、もともとスプレーペイントの販売からスタートしたというショップ。やがてシューズやアパレルなどのストリートファッションアイテムの取り扱いを始めたという。そして現在では世界でも数少ない限定モデルのスニーカーを販売する店舗へと成長し、地元の電車の色や街のモチーフからインスパイアされたコラボレーションモデル「New Balance 574」などを製作するなど、南アフリカを代表する注目ショップとして知られている。 市内にある〈PUMA〉のコンセプトストア『CBD PUMA Select』も地元のスニーカーヘッズにとって重要な店舗のひとつ。〈SWASH〉、〈A Bathing Ape®〉、「Rihanna」などとのコラボレーションラインが並び、最先端のデザインがローカルシーンに届けられている様子を見せてくれた。そして『Rheede Street Mall』内に店を構える『Lost Property』は、アメリカで暮らしていたリセーラー兄弟によるショップ。ファウンダーの「Zaid Osman」らは、店舗だけでなく各地で数々のリセール/エクスチェンジイベントをホストし、国内全体のスニーカー人気、リセールビジネスに貢献する存在と言えるようだ。上のプレーヤより、”Mzansi Style Guide Episode 2”をチェックしよう。

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