Apple 社が JAY-Z が手掛ける音楽ストリーミングサービス TIDAL を買収?

“I’m not a businessman, I’m a BUSINESS, man!”

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どうやら「Apple」社が「Jay Z」の手掛ける音楽ストリーミングサービス「TIDAL(タイダル)」を自社の中に取り込もうとしているようだ。『The Wall Street Journal』によると、「TIDAL」と「Apple」社との交渉はまだ初期段階であるものの、その存在は確かだという。

「Apple」社の音楽ストリーミングサービス「Apple Music」は現在約1500万人もの会員を保有しているが、音楽ストリーミングサービス最大手「Spotify」の会員合計は約1億人、有料会員は約3000万人とまだ両者の間には大きな差があるのが現実。そしてもし「Apple」社が「TIDAL」を吸収することができたら、それは「Apple」社にとってライバル社に立ち向かう大きな武器となるだろう。また、「TIDAL」限定でリリースされてきた話題作(「KanyeWet」の『The Life of Pablo』や「Beyoncé」の『LEMONADE』など)も多々あるため、実現すればユーザーにとっても嬉しいニュースとなるだろう。

「Jay Z」は2015年に「TIDAL」をスウェーデンの企業「Aspiro」から5,600万ドル(約56億円)で買収し、“アーティスト自身による音楽の価値を高める音楽ストリーミングサービス”としてその独特の地位を築き上げてきた。なお、現在は「Beyonce」、「Kanye West」、「Daft Punk」、「Rihanna」、「Alicia Keys」、「J. Cole」、「Madonna」、「Calvin Harris」など合計19のアーティストが共同オーナーとして「TIDAL」の経営に携わっている。最近ますます勢いを増している音楽ストリーミングサービス界が今後どのような方向に進んでいくのか、期待を込めて新たなニュースの登場を待とう。

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