忠犬ハチ公にトリビュートした Vanquish の渋谷スカジャン
『VANQUISH 渋谷109MEN’S店』の店内には「忠犬パチ公」像を設置
秋田犬の「ハチ」は、急死した大学教授の飼い主「上野英三郎」の帰りを数日間飲まず食わずの状態で待ち続けた忠犬だ。上野の死後は日本橋、浅草、渋谷と住むところを転々とするが、富ヶ谷に住む「小林菊三郎」のもとに預けられて以降、ハチは約6年半にわたって渋谷駅前へと通い、故主を待つようになった。はじめは虐待を受けたりもしたが、新聞への1つの寄稿が状況を一変させ、「ハチ」が“ハチ公”として親しまれるようになったのは1933年頃の話しである。その後、「ハチ」は上野の死後から約10年近くが経過した1935年に他界。だが、在命中の美談が多くの人に感銘を与え、「ハチ」は現在も“忠犬ハチ公像”として、渋谷駅前で上野の帰りを待ち続けているのである。
〈Vanquish〉はこの“ハチ公”に敬意を表して、MA-1とシルク製のスカジャンを表裏で表現したリバーシブルジャケットを製作。スカジャン側の胸元には、2匹の秋田犬は配されており、背中には〈Vanquish〉の旗艦店や『109』などの場所が記された渋谷のマップがデザインされている。また、『VANQUISH 渋谷109MEN’S店』の店内には、“忠犬ハチ公”をデフォルメさせた新キャラクター「忠犬パチ公」像を設置。〈Vanquish〉は渋谷の新しい観光名所となることを目指し、今後「忠犬パチ公」の商品やグッズもリリースしていく予定だという。