Under Armour のトップフットウエアデザイナーが Nike からカムバック

チーフデザインオフィサーとして戻る「Dave Dombrow」

フットウエア
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画期的でクリエイティブな競争が繰り広げられるスニーカーデザイン業界に新たな動きが。アメリカが誇る2つのスポーツウエアジャイアント〈Nike〉と〈Under Armour〉の間で再びデザイナーが移動した。2016年始めに、〈UA〉シニアバイスプレジデントオブデザインの「Dave Dombrow」が〈Nike〉チームへ加わる事が報じられたが、数ヶ月後の今、Dombrowがは再度〈UA〉に戻る事となった。

今年8月にはメリーランド州ボルチモアにある〈UA〉本社に、チーフデザインオフィサーとして迎えられる予定のDombrow。ブランドのすべてのアパレル、フットウエア、アクセサリーのコレクションの指揮を執ることになる。しかし並行して、Dombrowが2017年に〈Nike〉と競業避止義務を含む条件のうえで働くという契約もまだ有効とのこと。

〈UA〉の共同創設者「Kip Fulks」は、「DaveがUnder Armourで過ごした時間、彼はイノベーティブでカッティングエッジなクリエイションにより世界的に注目されるフットウエアを作っていました。Under Armourがすべてのカテゴリーに於いてグローバルにイノベーションと発展を続けていくために、Daveのアスリートのニーズに応えられるユニークな能力は必要不可欠なものです」と述べ、Dombrowは「開発とデザインの現場のコアな部分に携わり、これまで共に築き上げてきたもの、企業としての発展、そしてアスリートへの貢献に未だに感動を覚えています。共に再び次のチャプターを築いていける事が楽しみで仕方ありません」と話している。

Dombrowは〈Nike〉と〈PUMA〉でのキャリアののち、〈Under Armour〉にて「Stephen Curry」や「Cam Newton」のモデルを含む数々のデザインを手がけ、自身のデザイナーとしての地位を築いてきた人物だ。ブランド間でのデザイナーの入れ替わりは珍しい事ではないが、今後の「Dave Dombrow」による〈Under Armour〉の展開に注目したい。

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