Millward Brown 社と広告代理店グループ WPP が 世界で最も価値のあるブランド Top100 を発表
アパレルカテゴリーではNikeが堂々トップの座に
マーケットリサーチ会社「Millward Brown」社と世界最大の広告代理店グループ「WPP」が2016年版の“BrandZ(世界で最も価値のあるブランドTop100)”を発表した。今年で11回目となる世界ブランド価値レポート“BrandZ”は、今年も世界中の様々な企業のバリューを、テクノロジーや社会的価値、倫理的な側面などから算出し、そしてわかりやすくランキング形式で示している。また、「Millward Brown」社と「WPP」によると、今年の結果には不安定な原油価格や、ブラジル・ロシア・中国などの国における経済停滞などが大きく影響してるそうだ。
そしてなによりも気になるのはその結果だろう。米『WWD』紙の分析によると、ラグジュアリーブランドカテゴリーにおいては〈Louis Vuitton〉がトップの座に輝き、次いで〈Hermès〉、〈Gucci〉が順にランクイン。アパレルブランドカテゴリーでは〈Nike〉がトップ、そして2位・3位には順に〈Zara〉と〈H&M〉がランクインした。そして4位には日本が世界に誇る〈Uniqlo〉がランクイン、〈adidas〉は7位という結果となった。またリストに載ったブランドの合計価値は過去11年間上がり続けており、今年の合計価値は昨年の約3.3兆ドル(約352兆円)から約3%ほど上がり、約3.4兆ドル(約363兆ドル)を記録した。