Saint Laurentの元デザイナー Hedi Slimane が親会社 Kering を告訴 1300万ドルを手にする

「当然の結果ですが嬉しく思います。契約内容はとても明白なものでした」

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〈Saint Laurent〉、〈Balenciaga〉、〈Gucci〉などのラグジュアリーブランドの親会社「Kering(ケリング)」に対し、〈Saint Laurent〉の元クリエイティブディレクター「Hedi Slimane(エディ・スリマン)」が訴訟をおこしていた件で、Slimaneが勝訴したことが発表された。この訴訟は、雇用契約上での競業避止条項(non-compete claus)を巡るもので、Slimaneは〈Saint Laurent〉を辞めてもこの条項が有効になっていると主張。その間の然るべき支払いなどを要求していた。「Kering」としては彼との契約が終わった段階で、全ての条件が無効になったととらえていたが、最終的にはSlimaneに1300万ドル(約13億円)という金額を支払う結果となった。
裁判所での結果を聞いたSlimane側の弁護士事務所「Herve Temime」の担当は、「当然の結果ですが嬉しく思います。契約内容はとても明白なものでした」と述べているという。

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