巨匠クリスト アンド ジャンヌ=クロードによる大規模アートインスタレーション

湖面に浮かぶ黄色い道

アート
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「Christo and Jeanne-Claude(クリスト アンド ジャンヌ=クロード)」の名で活動するブルガリア生まれの芸術家「Christo(クリスト)」と妻のフランス人芸術家「Jeanne-Claude(ジャンヌ=クロード)」が、イタリアのロンバルディア、イゼーオ湖に浮かぶ最新のアートワークを制作した。”The Floating Piers”と題された作品は、『オズの魔法使い』の“黄色いレンガの道”の如く、サン・パオロ島、モンテ・イゾーラのペスキエーラ・マラリオ、そしてメインランドのスルツァーノを繋いでいる。
ドイツで生産されたウォータープルーフ素材のナイロン生地を使用し、面積にして約10万平方メートルもの黄色く浮かぶ道だ。天気や時間帯により、絶妙に色味を変えるこの道についてChristoは、「まるで抽象画のようなんだ、しかし常に色が変わっていく」と『The New York Times』に話している。陽の光、雨、風など、環境に因る表情の変化も、この大規模な作品の見どころのようだ。
6月18日(土)から一般公開となった”The Floating Piers”インスタレーションは、7月3日(現地時間)に解体、リサイクルとなる。

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