“The Floating Piers” : イタリアの湖に期間限定で橋をかけるランドアート
亡き妻へ贈る水上のビッグプロジェクトが実現
2016年6月18日から7月3日までの期間中、ミラノとベネチアの間に位置するイゼーオ湖が生まれ変わる。手がけるのは、セントラルパークで開催したインスタレーション“The Gates”でお馴染みの「Christo Vladimirov Javacheff」。彼は1970年から2009年に他界するまでクリエイションを共にした妻「Jeanne-Claude」と考案したオリジナルコンセプトをもとに、20万個のポリエチレン製チューブを繋ぎ合わせた70,000平方メートルの浮き橋を建設。来場者はスルツァーノとモンテ・イゾーラから、対岸のサン・パオロ島までを歩いて渡ることができる。今回のプロジェクトでは、波のある湖にどのように橋をかけるか、景色全体を楽しんでもらうためにはどうすべきかなど、実現に至るまでに綿密な打ち合わせが行わたという。上のギャラリーではChristoのスケッチを掲載しているので、完成に至るまでのプロセスを確認してみてはいかがだろう。

















