いま世界で最もスタイリッシュなファッションデザイナー10人をピックアップ

ランウェイだけでなく、パーソナルスタイルやライフスタイルも世界中から注目を集めるファッションデザイナーたち

ファッション
135,152 Hypes

洋服をデザインをすることやファッションブランドの運営は一見派手なように見えるが、その内情はとても地味でストレスフルな仕事だという。だからこそ、ファッションデザイナーたち本人はもちろん、「Steve Jobs」や「Mark Zuckerberg」のようにこだわりを持って毎日同じ服を身に付けるクリエイティブな人たちにとっても、ファッションは魅力的なものであり続けるのだろう。そして幸運にも、多くのファッションデザイナーがその重荷を担いながらも、我々に美しいデザインのファッションアイテムを届けてくれる。

そして今回『HYPEBEAST』では、世界のファッション業界において第一線で活躍するファッションデザイナー10人をピックアップし、彼らのパーソナルスタイルや彼らが関わるブランドについてのことをまとめた。

Raf Simons

Raf Simons」の美学は、無駄なものを削ぎ落とす洗練されたミニマリズムだ。また彼は〈PRADA〉や〈Miu Miu〉を手掛ける「Miuccia Prada」を敬服していることでも知られている。〈Dior〉や〈Jil Sander〉のショウの時に見せる姿とは違い、彼が日常着はシャツやスウェットシャツ、ダークトーンのパンツにホワイトのスニーカーを合わせたカジュアルかつシンプルなスタイル。

Rick Owens

Rick Owens」の美学はその“gesamtkunstwerk(ドイツ語で総合芸術の意)”ライクな美学である。カッティングが特徴的な洋服のデザインの他に、彼はパリにある自身の住居兼スタジオの家具や設備のデザインも行うなどマルチなデザイン活動を行っている。彼と共に厳格な運動運による摂生を行っている妻「Michele Lamy」もなかなか個性的だ。

Errolson Hugh, Acronym

3人目は、高機能素材や最新の技術を用いたテクニカルなアウターウエアで知られる〈Acronym〉の「Errolson Hugh」だ。彼のそのフューチャリズムでストリートライクな雰囲気を持つスタイルは一部のファンからカルト的とも言える人気を誇っており、そのテクニカルな素材とアクティブウェアに独自の美学を落とし込むデザインが特徴的な彼は〈Nike〉とも仕事をしている。

Stephane Ashpool, Pigalle

世界中を旅している時もスタイリッシュな自分のスタイルを貫く「Stephane Ashpool」は、バスケットボールから受けたインスピレーションや“fragile masculinity(弱い男らしさ)”を自身のブランド〈Pigalle〉の服のデザインに落とし込み続けている。〈Nike〉とのコラボレーションなどで世界中の注目を集める彼は、その奇抜な髪色や身なりに見られるように、そのエキセントリックなライフスタイルでも注目を集めている。

Tetsu Nishiyama, WTAPS

WTAPS〉を主宰する「西山徹」氏が5人目に登場。スケートシューズを愛用し、ワイドパンツにシャツを合わせたスタイルをすることが多い彼は、パンクな精神と世間の流れを読み取る感性を持ち合わせたストリートワイズであり、父親としての顔も持ち合わせるマルチな人物だ。“家族”をコンセプトとしたブランド〈DESCENDANT〉も妻である「西山美希子」氏とともに手掛けている。

Yoon, Ambush Design

AMBUSH〉のデザイナーを務める「YOON」氏とその夫「VERBAL」氏は日本のファッション業界を代表するファッショニスタ夫妻だ。彼らがデザインする力強くユニークなデザインのジュエリーは世界中から人気を集めている。また派手でユニークでありながらもバランスの取れた“東京らしい”「YOON」氏の独創的なスタイルもまた世界から注目を集めている。

Phoebe Philo, Céline

「Woody Allen」監督の映画作品『Manhattan(マンハッタン)』に登場する「Diane Keaton(ダイアン・キートン)」のように〈Céline〉のデザイナー「Phoebe Philo」はメンズウエアを男性よりも素敵に着こなす。スニーカーなどもうまく取り入れる彼女のシンプルなスタイルは〈Céline〉のアイテムにも反映されており、そのアイテムは性別や信仰を問わず世界中の多くの人を魅了している。

Chitose Abe, sacai

メンズウエアの要素とウィメンズウエアの要素をミックスさせ、斬新かつ普遍的なスタイルを提供する〈sacai〉の「阿部千登勢」氏が8人目に登場。彼女にしか無いその特有なセンスのもとに構築される彼女のパーソナルスタイルは女性的でありながらどこか男性的な力強さを感じさせるものとなっている。

Kanye West, YEEZY

  • Image via GQ

彼の存在に触れずして現在のファッション業界やデザイナーたちのことを語ることは可能だろう。ご存知の通り「Kanye West」がデザインするラグジュアリーかつストリートライクなスニーカーや洋服、そして彼のパーソナルスタイルやライフスタイルは世界中の人々の注目を集め続け、また熱狂させ続けている。現在のファッショントレンドを追いたければ彼の一挙手一投足に注目しよう。

Hiroki Nakamura, visvim

最後となる10人目には日本が誇る人気ドメスティックブランド〈visvim〉の「中村ヒロキ」氏が登場。アメリカのトラディショナルな洋服を日本独自の製法やデザインを加えて構築されるそのアイテムは世界中のセレブリティたちを魅了している。4月には『visvim Archives』と題した、中村氏のアメリカントラディショナルをルーツに持つ独自の感性やこれまでのブランドの歴史を展示するイベントを開催した。

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