Daniel Arsham が鮮やかなカラーリングの作品を制作
色盲の著名アーティスト「Daniel Arsham」が色覚矯正眼鏡を使うことによって“色”を手にした
デザインスタジオ『Snarkitecture』の設立者の1人であり、世界中から称賛を受けるコンテンポラリー・アーティスト「Daniel Arsham(ダニエル・アーシャム)」は色覚異常を持っており、彼の独特な退廃的な雰囲気を持つこれまでの作品は白黒のグレイスケールで制作されてきた。しかし昨年、色覚矯正眼鏡を使うことによって“色”を手にした彼は、毎年スイスで開催される世界最大級の現代アートフェアー「Art Basel 2016」に向けてカラフルな作品の制作を始めていた。上の画像にある16個のバスケットボールからなる彫刻作品は、これまでの彼の作品からは考えられないほどの鮮やかなブルーが特徴だ。6月半ばにスイスで開催される「Art Basel 2016」に行く方がいれば是非彼の展示ブースを訪れてみてほしい。まずは彼のウェブサイトや「Art Basel 2016」のウェブサイトをチェックしてみよう。