オバマ大統領のホワイトハウス夕食会 最後のスピーチ

“Obama Out”

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アメリカ大統領選挙に向けて民主党(Democratic Party)、共和党(Republican Party)など各党の候補者を決める予備選挙が繰り広げられているアメリカ。そんな中、あと数ヶ月で任期を終えようとしている現合衆国大統領「Barack Obama」氏が、毎年続けてきた夕食会(White House Correspondents Dinner)にてジョークとウィットに富んだこの会でのファイナルスピーチを行った。ディナーには「Bernie Sanders(バーニー・サンダース)」をはじめ、各党の要人など政界メンバーだけでなく、女優の「Helen Mirren(ヘレン・ミレン)」、「Rachel McAdams(レイチェル・マクアダムス)」、モデルの「Kendall Jenner(ケンダル・ジェンナー)」ほか、ハリウッドスター、スポーツ選手、ビジネスリーダーら多くの人々が出席。会に少し遅れた自分に対し、“CPT(Colored People’s Time:黒人が時間にルーズだという差別的表現)” で申し訳ない、などといったジョークで始まったスピーチは、スライドショーやビデオを交え、オーディエンスから笑いが絶えない30分となった。英国訪問時に2歳のジョージ王子に会った時、バスローブを着ていた彼に対して、顔をぶちのめされたようだ、などと冗談を言ったり、欠席した「Hillary Clinton(ヒラリー・クリントン)」、「Donald Trump(ドナルド・トランプ)」についてもアメリカ人らしいジョークを飛ばした。

このスピーチを大統領とともに仕上げたホワイトハウスのスピーチライター「Cody Keenan(コーディー・キーナン)」は『CNN』に対し、「一晩くらいワシントン(D.C)の人々を(冗談で)出し抜くなんておもしろいじゃないか。−− きっとアメリカ国民の誰一人、『おい、政治家たちふざけすぎじゃないか』なんて言わないよ。こんなに突っ込みどころのある面白いディナーなんだから」と話した。オバマ大統領はマイクを手放し、“Obama Out”の2ワードでスピーチを締めくくった。

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