NBA が Kobe Bryant に宛てて感謝の想いを綴った手紙を送る
バスケットボールを愛してくれてありがとう。
多くのファンや関係者に惜しまれながらも、2016年4月13日(水)を最後にコートを去った「Kobe Bryant」。世界中の注目が集まった「ユタ・ジャズ」戦では、全盛期と変わらぬプレースタイルで60得点という驚異的なスコアを叩き出し、逆転勝利という形で自身のラストゲームに花を添えた。NBAは、昨年11月の引退表明の際にKobeが綴った“Dear Basketball”への返信として、計り知れないほどの貢献、そして数々の感動を与えてくれたManbaに感謝の手紙を送っている。20年間、レイカーズ一筋で現役生活を続けてきた彼を労う感動の文章を是非、下記よりチェックしてみてほしい。
親愛なるコービーへ
あなたのバスケットボールに対する情熱、献身、そして貢献に感謝します。
「24」という数字がただの背番号ではなく、最高のバスケットボールの選手になるために1日に費やす時間を表すものであることを示してくれたことに感謝します。
あなたが与え続けてくれたことに感謝します。
あなたの体は「ノー」と訴え続けていながらも、心と意思でプレイし続けてくれたことに感謝します。
そこにはあなたが負けることを拒み、勝つことを運命づけられたバスケットボールというゲームが存在しました。
常に前に進んでくれたことに感謝します。
錆びつくことのない野心、敬意と尊敬をもってプレイしてくれました。
そこには魔法などなく、ハードワークしかないということを示してくれました。
笑顔、笑い声、叫び声、涙、シートから飛び上がるほどの興奮、ユニフォームを噛みしめるほどの苦しみを経験させてくれたことに感謝します。
バスケットボールの試合とはこうあるべきという姿を示してくれたことに感謝します。
誰にも信じてもらえなくても自分を信じ続けることの大切さを教えてくれたことに感謝します。
あなたは20年にわたって、持てる力の全てを出し切ってくれました。感謝してもしきれません。
バスケットボールを愛してくれてありがとう。
NBAより